キッコーマングループが事業を展開する上で大切にしているのは、地域社会との共生です。海外においてももちろんのこと、地球社会にとって存在意義のある企業をめざし、よき企業市民として地域社会に役立つために、環境面の配慮に努めています。
カリフォルニア工場が受賞した環境関連の賞

KFIカリフォルニア工場は、継続して取り組んできた環境保全活動に対し、地域社会から高い評価を頂いています。カリフォルニア州からは、廃棄物削減について顕著な活動を行なった企業に与えるWRAP(Waste Reduction Awards Program)賞を受賞しており、工場所在地であるサクラメント郡からは、省エネ、節水、公害防止、廃棄物削減などについて高い評価を得た企業に与えるSSB(Sacramento Sustainable Business)賞を受賞しました。また、サクラメント郡にある環境団体が環境活動に積極的な企業に与るSEC(Sacramento Environmental Commission)賞も受賞しています。
オランダでの環境浄化の協力

オランダ・フローニンゲン州でも二番目に大きいザウドラーデル湖は、州の大切な水源となっています。しかし、水質の汚染が深刻化し、以前はよく見られた魚や小動物、野鳥までもがその数を減らしてしまいました。この問題解決には「貯水量の管理」「水質の浄化」「生態系の復帰」が必要となります。そこで、地元環境保全団体が中心となり、EC、オランダ政府、フローニンゲン州などの支援の下で水質改善プロジェクトを始めました。
1997年、KFEにプロジェクト協カ要請があり、KFEは「自然との調和」、「地域社会にとって存在意義のある会社へ」と言う経営理念の下で、地元住民への関心が高いこと、当湖が工場の水源でもあること、自然の恵みへ恩返しできる機会であることなどの理由から、メインスポンサーとしての寄付を申し出ました。この資金で導入された湖水汲み上げ用の風車は、「キッコーマン風車」と名付けられています。
プロジェクトでは、風車で湖水を少しずつ汲み上げて隣の水質浄化エリアに移し、そこに住む水生生物や微生物などの働きで湖水を徐々に浄化して再び湖に戻す、という仕組を進めています。
海外工場での環境教育

キッコーマン環境部は、毎年、海外(アメリカ、ヨーロッパ、アジア)の1地域を順に選び、その地域に所在するグループ企業の環境監査を実施しています。
たとえば、アジア地域は3年ごとに対象となり、昆山統万微生物科技有限公司(中国)、統萬股
有限公司(台湾)、KSP(シンガポール)に環境部員が現地を訪れ、工場責任者、担当者と情報交換会をひらくとともに、工場や関連施設の視察、現地担当者への環境教育を行っています。また、工場から排出する廃棄物を委託処理している施設を視察することで、廃棄物の適正処理も確認しています。


