
1999年に完成した野田本社ビルには、環境共存型オフィスとして、環境負荷低減を目指した、さまざまな近代的な工夫が凝らされています。その先進性に対して、第4回JIA環境建築賞・優秀賞が授与されました。
野田本社ビルでは、安定した執務空間を確保するため、事務所棟は東西を長軸にして北側に執務空間を配置、日射の影響を受ける南側には、共有スペースとなる吹き抜け空間が設けられています。光・熱・風・水という自然エネルギーを十分に活用して、省エネであり、かつ快適で安全なオフィスを実現しています。
光の工夫

大きな窓面からの自然採光、昼光センサーによる照明制御などを利用し、照明エネルギーの低減を図っています。その結果、晴天1日分(点灯時間6:00~20:30)の照明消費電力は、約42%削減されました。
熱の工夫

外部水平ルーバーでの日射コントロール、ダブルガラスエアフローを使った断熱強化、熱回収型ヒートポンプによる氷蓄熱システムの稼動など、熱負荷の低減を図っています。その結果、事務所棟の年間熱負荷係数は約29%削減されています。
風の工夫

窓の開閉と連動した実用的な自然通風により、空調エネルギーを低減しています。
水の工夫

雨水を溜める池を配置し、水資源の確保を図っています。


