キッコーマングループは「容器包装に関する指針」を2007年に制定し、お客様の利便性と安全性を高めると共に、容器包装の減量や再生利用などの環境負荷低減をめざしています。また、キッコーマンは「樽からビンへ」「ビンからプラスティック容器へ」という食品業界の容器変遷の課程に主導的な役割を果たしながら、環境にやさしい容器作りに努めてきました。
食品業界で最初にPETボトルを導入


1977年2月、キッコーマンは、食品業界初のPETボトルとして「500mlマンパック」しょうゆ容器のPETボトル化に成功、さらに翌年4月には「1Lマンパック」もペット化しました。これにより、容器の軽量化が大きく前進しました。
「1Lマンパック」以降、環境に優しいPETボトルを目指して、さらに工夫をこらしました。
- 2000年、1.8LハンディPETボトルの把手をPET材質に換え、素材の単一化を推進。
- 2002年、しょうゆのPETボトルのキャップを、分別回収しやすい離脱可能キャップ(エコキャップ)に改良。
- 2004年、エコキャップの利用を食品類にも拡大。
- 2008年、使いやすく、取り外しやすい新型エコキャップを開発。
容器軽量化の努力(事例)
- マンズワイン
- スタンダードびん(720ml)の形状に工夫を加えることで、強度を損なうことなくガラス量を減らし、びん重量を360gから290gに軽量化することに成功しました。これにより、トラック1台あたりの荷重を1.5t減らすことができました。
- キッコーマン
- 主力商品である「キッコーマン 本つゆ」などの容器300mlをガラスびん(150g)からPETボトル(25g)に換えたところ、トラック1台あたりの荷重を1.5t減らすことができました。
- 日本デルモンテ
- 容器メーカーの協力を得て、900mlのボトルに使用するPETの5g軽減を実現させました。これにより、トラック1台あたりの荷重を58kg減らすことができました。
容器包装ダイエット宣言
現在、日本の一般家庭から出るゴミの多くは、商品の容器や包装が占めています。容器包装をいたずらに多くすると、
- 容器包装作製にムダなコストがかかる。
- 容器包装が占める分だけ荷物を積み込む量が少なくなり、配車数が多くなる。
- 容器包装分だけ買い物時の荷物が重くなり、家庭から出るゴミが増える。
- 家庭からゴミが増える分ゴミ処理に無駄な手間、時間、コスト、エネルギーがかかる。
容器包装を少なくすると、上記のムダが軽減されると共に
- 天然資源のムダ遣いを抑制する。
- ゴミ収集者や処理場から出るCO2を減らすことができる。
環境保全上の効果もあがります。
企業には、商品化、流通、販売など、全ての段階で容器・包装を軽量化し、ゴミをできるだけ出さないこと、消費者には、ゴミになる容器・包装の少ない商品を選ぶ目を持つこと、という姿勢が求められます。
そこで、2005年、関東地区の八都県市(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市)は、容器、包装を簡略化(ダイエット)し、ゴミを減らす努力を推進するため「容器包装ダイエット宣言」を発表し、賛成する企業に参加を求めました。多くの企業がこの宣言に賛同し、実際に行動をおこしています。

キッコーマンは「八都県市容器包装ダイエット宣言」に発足時から参加し、「環境にやさしい素材の使用」や「軽量化や分別し易さの促進」などに取り組み、毎年その成果を「八都県市容器包装ダイエット宣言」のホームページで発表しています。


