キッコーマングループは、温室効果ガス削減目標を
- 1.
- 国内主要会社のCO2総排出量を2012年度までに2005年度比で15%以上削減する。
- 2.
- 国内主要会社と海外主要製造会社のCO2排出原単位を前年比1%以上削減する。
として、CO2管理を強化しています。
生産工程の見直し:国内排出量取引制度(※)を利用した小型ボイラー導入

キッコーマン野田工場の今上エリアでは、蒸気エネルギーを近隣の上花輪エリアから受けていました。2007年度に小型ボイラーを導入し、自施設内で蒸気をまかない、エネルギー効率を高めてCO2排出量を削減する計画を立て、国内排出量取引制度の適用を受けました。設定した目標は「CO2排出量を2006年度実績より1,630t-CO2削減する」というものでしたが、2008年度に、これを達成することができました。これは1990年度のキッコーマングループ国内主要製造会社におけるCO2総排出量の1.5%に当る量です。
- ※「国内排出量取引制度」温室効果ガスの自主削減目標を達成するために行う設備投資に対して、国が費用の1/3、あるいは一工場・事業所当たり2億円未満を上限とする補助金を与え、一方、補助金を受ける方では1年間で削減目標に到達しない場合、相当する補助金を返却するか、制度に参加している他の企業から排出権を取得しなければならない義務を負う制度です。
機材の更新:コージェネレーターの導入

キッコーマン高砂工場では、2001年から製造工程の一部でコージェネレーションシステムが稼動しました。
システムは、都市ガスを燃料としたガスエンジン発電設備、排熱蒸気ボイラー、ガス焚蒸気ボイラー、蒸気吸収冷凍機、蒸気温水熱交換器などで構成されています。1. 排熱ジャケットの温水を給水の加熱に使用、2. エンジンからの排気ガスを排熱ボイラーの熱源に使用、3. 発生した蒸気を、蒸気吸収冷凍機及び、蒸気温水熱交換器の熱源に使用、4. 蒸気吸収冷凍機で使用した蒸気ドレンを温水タンクに回収、など、多重的な省エネ対策を可能にしています。
エネルギー利用の見直し:A重油から天然ガスへの燃料の切り替え

フードケミファ鴨川工場(ヒアルロン酸、アルギン酸製造)では、ボイラーからのCO2排出量削減のため、ガスタンクの新設、ボイラーのバーナー交換や更新を行い、燃料をA重油から天然ガスに転換しました。これにより、年1,844t-CO2の排出量削減を見込んでいます。
物流の見直し:製品物流と調達物流の一元化

キッコーマングループでは、製品物流と調達物流とを調整し合う取組みを強化しています。すなわち、一台の配送車が行きに製品を載せ、帰りに原料・資材を載せることで一運行当りの実車率を高め、全体として空車で走るケースを減らして、物流によるCO2排出量の低減に貢献しています。


