特許ポートフォリオ
キッコーマングループは、事業や研究開発の「選択と集中」を行う際に、事業の将来的な発展可能性と制約条件を予測してその方向性を決定しています。そのための判断材料のひとつとして、自社の持つ研究開発ポテンシャル、自社や競合他社が有する特許等を分析しています。
これらのポートフォリオ管理を行うことにより、集中的に特許取得を行う分野を特定し、将来性を見込んだ戦略的な権利取得を進めています。
特許群の事業への貢献
キッコーマングループは、権利化することによる事業への貢献度が大きいと判断した発明については、独占的に実施する目的で積極的に出願し、権利取得を目指しています。また、他社により権利化されるとキッコーマングループでの実施に大きな制約が生じると判断した場合には、他社による権利化を阻止するための防衛的な出願を行う場合もあります。
キッコーマングループの過去5年の保有特許件数の推移は下記のとおりです。
保有特許件数の推移
| 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 日本 | 194 | 224 | 218 | 198 | 199 |
| 海外 | 118 | 180 | 202 | 225 | 231 |
キッコーマングループでは、グループ全体の保有特許について、毎年の権利維持あるいは放棄に関する棚卸し等の定期的な見直しをはかり、知的財産の質を維持しています。
キッコーマングループは、しょうゆをはじめとする食品開発・製造および食の安全に関する蓄積された技術・ノウハウを保有し、これを重要な知的財産と位置づけると同時に、商品群ごとに関連する各種技術を権利化することで市場における競争優位性を支えることを重視しています。たとえば、継続的にトップシェアを維持しているしょうゆについての高い国内特許占有率は、高い技術力を反映し、業界首位の維持に貢献しています。


