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デルモンテ博士の豆知識
デルモンテ商品でおなじみの野菜や果物についての豆知識をご紹介。
いつも身近な食べ物について、意外な事実や、ためになる情報をお知らせします。
ブロッコリーの話
 日本でのブロッコリーの普及
 今ではスーパーマーケットによく置かれるようになったブロッコリー。鮮やかな緑色は湯通しした後もそれほど変わらず、様々な料理に色を添えている野菜です。多くの家庭で食卓にのぼり始めたのは戦後で、食の洋風化に合わせて一般的になった野菜といえます。ブロッコリー自体は、明治から大正にかけて日本にすでに伝わってはいましたが、一般的にはあまり普及していませんでした。
 ブロッコリーとカリフラワーの関係
 ブロッコリーという名前は、もともと古代ローマ人により、“木の枝”を表すラテン語から名づけられました。姿が木に似ているからでしょうか。ブロッコリーはキャベツの仲間であり、カリフラワーとは「兄弟」ともいえる関係にあります。ブロッコリーとカリフラワーの学名は両者ともにBrassicaoleraceaで、ブロッコリーは緑色花球をつけ茎も緑色のイタリカ種であり、カリフラワーは白色花球をつけたボツリチス種です(「CRC Food & Nutrition百科」より)。和名は、カリフラワーが「ハナヤサイ」、ブロッコリーが「ミドリハナヤサイ」となります(「五訂栄養成分表」より)。学名は同じですが、ブロッコリーは緑黄色野菜の代表的存在で、カリフラワーとは少し使われ方が異なっています。
 ブロッコリーの栄養成分
 ブロッコリーは色だけでなく、栄養成分もカリフラワーとはかなり違います。たん白質、脂質、糖質、ミネラル含量についてはカリフラワーとの差はほとんどありませんが、カロテン、ビタミンK, ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸、ビタミンCについては、ブロッコリーの方が多く含んでいます。例えば温州みかん100gあたりのビタミンCは約25−32mgですが、生のブロッコリー100gには約120mgも含まれています。そして、ゆでた後でもみかんのおよそ2倍となる約54mgのビタミンCが含まれています(数値は「五訂栄養成分表」より)。このブロッコリーのビタミンC含量は野菜の中で最も高い数値です。更にブロッコリーにはフェノール化合物が多く含まれており、野菜としてはレッドキャベツに次いで2番目に多い含有量です。これを反映して抗酸化力もレッドキャベツに次いで野菜としては2番目に強いということが分かっています。これらフェノール化合物やビタミンCは両方とも水に溶けやすい抗酸化成分であり、ともに毛細血管を強くするといわれています(Proteggenteらの研究による、2003)。
 ブロッコリーの「スプラウト」について

 近年ブロッコリーのスプラウト(発芽野菜)もスーパーマーケットで見ることができます。このブロッコリースプラウトにはスルフォラファンという物質が多く含まれ、この成分が発ガン防止の機能性を持つことが報告され、注目されています。
 1990年に米国国立ガン研究所から発表されたガン予防効果が期待できる食品群の中にブロッコリーも含まれており、この意味でも毎日の食生活に取り入れたい野菜素材といえます。

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