デルモンテブランドトップ > デルモンテ博士の豆知識 > にんじんの話
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にんじんの原産地は中央アジアで、数千年にわたる栽培の歴史がある野菜です。古代のにんじんは表面が紫色で、その色の濃さはラベンダーのような薄い紫から黒に近い色までありました。今でも中央アジアではこの古代のものに近いにんじんが食べられています。 紫の色素を作る遺伝子が抜け落ちたことにより、現在一般に見られる黄色からオレンジ色のにんじんが生まれ、紫色のにんじんとともに12世紀になって地中海地方に広がりました。当時ローマ、ギリシャ地域でにんじんは医療用として用いられていたようです。12世紀というと、トルコ系民族が中央アジア(トルキスタンと呼ばれる地域)から西アジアへ進出した時代であり、十字軍がローマから西アジアに派遣された時代でもありました。そのため貯蔵性の高い食物としてにんじんがシルクロードを経て地中海まで届いたのではないでしょうか。 にんじんがヨーロッパで食卓に上り始めたのは中世になってからで、13世紀までには重要な食材として使われるようになりました。その後、中国、北アメリカ、日本へと伝わりました。第2次世界大戦中には、イギリスでカロテン含量の高い品種が開発され、戦闘機のパイロットがこれにより夜間の視力を上げたといわれています。その後、甘く、色が良い品種が多く育種され、日本の家庭でもおいしいにんじんが食べられるようになりました。現在(2007年)世界で最もにんじんの生産量が多いのは中国、2番目がロシア、3番目がアメリカです。日本は7番目に生産量が多い国となります。 |
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| 生のにんじんは組織が硬く、細胞中に存在する栄養成分は細胞を包む膜にしっかりと守られています。そのおかげで貯蔵性が高く、越冬性もあるのです。しかし栄養の観点から見ると、組織・細胞内のカロテンなどの栄養成分は生のまま食べても吸収されにくいのです。熱をかけて調理したり、食事の時に油と一緒に摂ったり、また細かく砕いたりすることでカロテンの吸収率は良くなります。特にジュースにすると、カロテンの吸収率は高くなります。 |
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