デルモンテブランドトップ > デルモンテ博士の豆知識 > パセリーの話
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| パセリーといえば、ハーブとしていつもサラダや肉料理、その他色々な料理に添えてその鮮やかな色どりとともに活用されていますが、メインディッシュになることはほとんどない、「名脇役」ともいえる野菜です。パセリーはセリ科の野菜で、和名は「オランダゼリ」といいますが、和名が使われることはほとんどないようです。 | |||
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| 我が国では1708年に出版された貝原益軒の「大和本草」に「オランダゼリ」として紹介されています。明治時代になり洋芹(ようぜり)として移入され、本格的に栽培されるようになったのは第2次世界大戦以降です(「香りの百科」より)ので、日本では、一般的には食卓にのぼって60年余りであるといえるでしょう。 日本で食べられているパセリーは葉が縮んだタイプの品種で、カーリーリーフパセリーといわれる品種です。これに対してイタリア、フランスなどの地中海沿岸地域では葉が平たい(プレーンリーフ)パセリーが食されています。カーリーリーフパセリーの方がプレーンリーフパセリーより香気がおだやかで、日本の食卓での付け合わせ的な使用には向いているといえるでしょう。地中海地方では、スープや野菜調理にパセリーをよく使うため、強い香りのプレーンリーフ品種が好まれているようです。 |
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パセリーには独特の風味がありますが、実は40種類以上もの香気成分を含んでいるのです。その中でも最も特徴的な成分は、アピオール(Apiol)という名前の油に溶けやすい物質で、別名“パセリ樟脳”といわれるものです(「香りの百科」より)。これは解熱性がある成分で、体調調整ハーブとして使用されてきたのはこのことによると考えられます(「CRC Food & Nutrition百科」より)。パセリーにはビタミンA、B、Cが多く含まれ、更に鉄分を始めとするミネラルなども豊富です。特にビタミンCは豊富で、100g中120mgも含まれています(「五訂栄養成分表」より)。パセリーを煎じたパセリーティーが、古くはリューマチの薬として愛用されていたようですが、パセリーに豊富なビタミンCはコラーゲンの合成に必須な成分なので、この効用が経験的に知られていたために民間療法として使われていたのかもしれません。このように昔から薬用としても使用されてきたパセリーですが、その機能性の研究はまだまだ進んでおらず、今後に期待したいところです。 |
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