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ほうれん草と言えば・・・ |
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| ほうれん草は緑黄色野菜の代表と言えるでしょう。古くはテレビ漫画キャラクターの「ポパイ」が、危機に瀕してほうれん草の缶詰を一飲み、悪漢をこらしめ難を逃れる・・・という場面でも大変親しまれてきました。アメリカでは、1930年代にはほうれん草の缶詰が野菜缶詰の一つとして販売されています。日本にはほうれん草の缶詰を食べる習慣はありませんが、アメリカでは今でも広く利用されています。 |
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ほうれん草の品種 |
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| ほうれん草の原産地は南西アジア、ペルシャ地方といわれ、7世紀に中国に伝わり、その後10世紀頃にヨーロッパに伝わりました(「CRC Food & Nutrition百科」より)。それぞれの土地で品種改良がなされ、東洋系と西洋系の品種が確立しました。東洋系は「秋まき」で、葉は薄く、葉の切れ込み(ギザギザしている部分)が深くて茎の付け根の部分の赤みが濃いものです。一方、西洋系は春から夏まきに適し、葉は厚く、葉の切れ込みは浅く、茎の付け根の部分の赤みが薄いものです(大場秀章「サラダ野菜の植物史」より)。国内では1960年頃までは主に東洋系の品種が栽培されていました。その後西洋系の栽培が多くなりましたが、これは日本におけるほうれん草の栽培時期や食べ方を変化させただけではなく、ほうれん草の、栄養成分表に掲載されているビタミンC含量の減少にも影響しているそうです(吉田紀世子、東京栄養士会セミナーより)。 |
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ほうれん草を使ったメニュー |
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| ほうれん草といえば、「おひたし」が最もポピュラーなメニューですが、その他種々の和え物に、またポタージュ、グラタンの材料として使われています。ほうれん草はシュウ酸が多く、基本的にはあく抜きが必要となりますが、最近ではそのまま生で食べられる品種も開発されサラダとしても利用されるようになってきました。生活の中で取り入れられるほうれん草メニューは広がる一方ですね。 |
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ほうれん草の「葉酸」 |
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ほうれん草の栄養成分として注目したいものに、カルシウム、鉄分、カロテノイド、ビタミンC、そしてビタミンの一つである「葉酸」があります。1941年にある種の乳酸菌の生育に必要な栄養成分がほうれん草の分解物に見い出され、新しい栄養成分としてほうれん草の葉にちなんで「葉酸」と名づけられました。その後、この葉酸は肝臓にも存在することが分かりました。
葉酸は、貧血防止成分としても必須であり、特に妊婦の方々には葉酸が不足しないよう適切な摂取をするよう栄養指導がなされています。1日の葉酸摂取推奨量は、一般成人では240µgですが、妊婦の方では400µgとなっています。葉酸は必ずしもほうれん草だけに含まれるものではなく、他の葉物野菜、例えばブロッコリー、みずかけな、パセリー、春菊などにも同程度の濃度で含まれています。 |
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ほうれん草のビタミンC |
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| 冬物と夏物ではほうれん草のビタミンC含量には差があります。冬栽培のほうれん草はゆっくり育つので、夏栽培のほうれん草の約3倍のビタミンCが含まれています。また、せっかく高いビタミンC含有量であっても、冷蔵庫の中で萎びてしまっては自然の恵みを十分活かしたことにはなりません(吉田紀世子、東京栄養士会セミナーより)。「もったいない」ことにならないようにうまく活用しましょう。 |
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ほうれん草で緑黄色野菜を |
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| 厚生労働省推進の「健康日本21」では、成人の1日の野菜摂取量は350g以上(うち、緑黄色野菜は120g以上)を目標としています。しかし残念ながら実際の緑黄色野菜の摂取量は1日97.7g(平成19年度「国民健康・栄養調査」)と不足しています。積極的にほうれん草をはじめとした「葉物」の野菜を摂取しましょう。 |
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