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デルモンテ博士の豆知識
デルモンテ商品でおなじみの野菜や果物についての豆知識をご紹介。
いつも身近な食べ物について、意外な事実や、ためになる情報をお知らせします。
いちごの話
 いちごの歴史

 いちごは、イタリアの野生の果実として紀元1世紀に詩の中で登場しており、ローマ・ギリシャ時代には庭で飾られていたようです。14世紀のフランスの文献では、その当時から食卓と庭園を飾る果実として栽培が広まったことが示されております。また、フランスのチャールズ5世はパリのルーブル王立庭園に1,000株以上のいちごを植えたそうです。日本には江戸末期に伝わり、当初は観賞用とされ、その後食用の品種が1900年頃から栽培され始めました。

 いちごの香り

 いちごの旬は、クリスマスシーズンから春にかけて、と近年長くなってきました。また、それぞれの産地特有の品種も手軽に楽しむことができるようになりました。
 いちごの魅力といえばあの「香りと色」ですが、その独特の「甘い香り」は他の果実にはないものといっても過言ではありません。いちごの学名はFragaria × ananassaといい、Fragariaはラテン語で「芳香」を意味しており、いちごの命は香りであることが名実ともに特徴となっているといえます。実際、農園のいちごのビニールハウスに入ると甘い香りが立ちこめており、さらにいちごをかじったときの芳醇な香りには誰しも喜びを感じるものでしょう。その香りは約300種以上の成分によるもので、中でもエステル類と呼ばれる甘い香りの成分に代表されます。しかしエステル類は本来揮発しやすい成分で、砂糖などと煮詰めるとその成分が飛散しにくくなります。そのためジャムにすることは、いちごの香りを楽しむ方法として、かなっているといえるでしょう。また、いちごのこの香りはミルクとよく合います。ミルクやヨーグルトと組み合わせたり、ショートケーキにのせたりと、その相性の良さはみなさんご存知の通りです。

 いちごの色

 もうひとつのいちごの魅力はあの愛らしい「赤い色」です。いちごの赤い色はアントシアニンという色素から成るものです。いちごの場合、この色素が果実の表面付近に多く存在する品種が生食用として栽培されています。一部の品種には、実の中まで赤いものもあり、これらはジャムにすると赤い色が残るため、ジャムに適した品種といえます。いずれの品種のいちごも、このアントシアニンが含まれているからこそ、いちごはきれいな赤い色で私達の目を楽しませてくれているのです。
 また、いちごにはビタミンCや葉酸が多く含まれているので、普段の食生活にぜひ取り入れたいものです。

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