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ドクター久保田のアンチエイジン・ベリーグッド!

第11回 ウオーキングは、老化予防のキング!

アンチエイジングな言葉 『αとβで気分よく』 ウオーキングで脳から出るα(アルファー)波には、リラックス効果が、また、β(ベータ)エンドルフィンの量が増えることで幸福感が得られます。汗をかく爽快感や達成感など、ウオーキングは身体だけでなく精神面にもいいことだらけなのです。 キッコーマン総合病院 院長 久保田 芳郎

ウオーキング効果1 疲れにくくなる

最近は、運動不足や健康への不安を感じて、ウオーキングを始める中高年の方が増えています。

ウオーキングには、筋肉の収縮弛緩を繰り返すことで、毛細血管を発達させ、筋肉の持久力が増し、自律神経を正常な状態に保つ効果があります。

また、体内時計を整える効果もあります。太陽の日差しを浴びながら歩き、脳に昼間の時間を認識させることで、夜は寝る時間だと脳が自覚します。適度な疲労が深い睡眠を招き、疲れにくい身体づくりにも役立ちます。

ウオーキング効果2 心臓や血管の若さを保つ

第二の心臓といわれる足。歩いて足の筋肉を動かすと血行がよくなります。筋肉運動が血液を循環させるポンプのようなはたらきをして心臓の機能を助け、血圧を下げる結果にもつながります。

適度な運動は、血圧を下げるだけでなく、中性脂肪を減らして善玉コレステロールを増やします。また、糖尿病やがんなど、さまざまな慢性疾患の予防にも役立ちます。

ウオーキングには、心臓や血管の若さを保つ効果があるのです。

ウオーキング効果3 脳の老化予防

歩く時、人間の身体の中で最も大きい筋肉=太ももにある「大腿四頭筋」が活発に動きます。これにより、脳など体内のすみずみの血行がよくなります。脳の血流がよくなれば酸素と栄養が十分供給され、老化予防になります。

また、歩くことで平衡感覚が鍛えられ、大脳神経を刺激します。歩きながら目にする視覚情報、耳から入る音の情報、風や匂いなどが大脳を刺激してくれます。

ウオーキングが、認知症や物忘れなどの防止に大きな成果があることは、医学的にも実証されています。

ウオーキングを始める時の注意

寒い時期は、それだけで身体が緊張しています。始める前に必ずウオーミングアップをしましょう。また、寒いからといってあまり着込むと、身体が温まりすぎて汗をかき、その汗が冷えることで体調を崩す原因になります。体温調節できるウエアにするなどの工夫をして、安全に快適に歩けるようにしたいものです。

暑い時期も要注意です。外気温度が高いと、運動して高くなった体内の熱を放散できず、脱水症や熱中症になる危険が高まります。気温が上昇する前の早朝や日差しが弱まった夕方がおすすめです。また、帽子をかぶり、水分補給にも気をつけましょう。

アンチエイジン・ベリーグッド【食】

食事も運動も、グッドな習慣に!

ウオーキングを楽しむには食生活も大事。炭水化物、たんぱく質、ビタミン、カルシウム、鉄分などをバランスよく摂りましょう。良質なたんぱく質が摂れるまぐろ、たら、鉄分豊富な菜の花などは今が旬でもあり、おすすめ。ウオーキングは、満腹時、空腹時を避けた方が無難です。

食事も運動も、グッドな習慣に!

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