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ドクター久保田のアンチエイジン・ベリーグッド!

第12回 お肌のハリは、生活のハリに通ず!?

アンチエイジングな言葉 『笑うシワには福来る』 若々しさや美しさは、肌表面の状態だけでなく、その表情からも生まれるもの。不機嫌そうな眉間のシワはできれば避けたいけれど、やさしそうな目尻のシワが、その人の魅力を引き立てることもあるはずです。 キッコーマン総合病院 院長 久保田 芳郎

「トシだから」とあきらめないで

つきたてのお餅のようにしっとりした赤ちゃんの肌。ツルンとハリのある若い肌。それが、年齢を重ねるごとにハリを失い、艶もなくシミやシワも目立ってきます。これが「肌の老化」です。

「トシだから」とあきらめるのではなく、その原因に合った効果的な対処方法で老化の時計の針を遅らせましょう。

肌の老化と深くかかわってくるのが、女性ホルモン。真皮のコラーゲンの生成を促進し、紫外線の影響を受けにくくするといわれています。しかし、20~30代をピークにして、更年期を迎えると女性ホルモンの分泌はぐっと減り、コラーゲンの分泌が低下し新陳代謝も衰えてきます。

シワを増やさないために

皮膚が老化すると、細胞活性が衰えて、メラニンの代謝も悪くなり、色素が皮膚にたまりやすくなります。それに加えて、紫外線を浴びたり皮膚が炎症を起こしたりすると、細胞の核を紫外線から守ろうとして表皮の一番下にあるメラノサイトという細胞を活性化し、黒いメラニン色素をつくろうとします。それが、シミやくすみの原因になります。

シワには、万全な紫外線対策と乾燥対策がいちばん。紫外線から肌を守るためにはサンスクリーン剤や、角質層のバリア機能を高めるために保湿効果の高いスキンケア剤(セラミド入りの化粧水や美容液、アミノ酸配合の天然保湿因子など)を使うことが大切です。

ぐっすり眠るのは、肌のためでもある

女性ホルモンのエストロゲンは「美肌ホルモン」といわれるほど。肌の新陳代謝を促進して、シミやシワなどを防いでくれます。

女性ホルモンの分泌は脳が司っているため、ストレスや疲れ、睡眠不足など、生活習慣が乱れると分泌量が減ってしまうので要注意です。まずは睡眠をしっかりとることが重要です。女性ホルモン同様、肌によい成長ホルモンは、よい睡眠をとれている夜に分泌が盛んになります。夜型の生活が続いたり、睡眠時間が短い人、途中覚醒してしまう人などは、ぐっすり眠れるよう環境を整えましょう。

血行と肌の関係

運動も、肌老化を防ぎます。軽い有酸素運動など、毎日少しでもいいので運動習慣を持ちましょう。

血行が悪いと肌が酸素不足、栄養不足になり、肌の新陳代謝が遅れ健康な新しい細胞をつくり出す力が落ちてきます。血行を促進するには、肌を冷やさないように心がけることがポイント。適度なストレッチやマッサージ、入浴などで血行をよくする生活を心がけてください。

ストレスや睡眠不足は、交感神経がはたらいて血管を収縮させ、血行不良を招きます。自分なりのリラックス法やストレス解消法を持ちましょう。

アンチエイジン・ベリーグッド【食】

血行をよくして、結構な肌に!

身体を温め、血行をよくする食材が肌にもおすすめです。今が旬のにらや香味野菜のしょうがは冷えを予防し、血行をよくします。さやえんどうは、豆類の中でもビタミン類が豊富で、肌荒れやシミ、ソバカスにも効果的です。

血行をよくして、結構な肌に!

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