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「危険因子」を知って、心臓を守ろう

心臓病の中でも、最近問題になっているのが、メタボリックシンドロームとも関連の深い、狭心症と心筋梗塞です。

これらは、動脈が肥厚し硬化した「動脈硬化」によって引き起こされることが多いのです。強い力で血液を送り出すため、動脈は、弾力性と柔軟性を持ち合わせています。ところが、加齢とともに血管の厚みが増し、詰まったり、破裂しやすくなることで動脈硬化症につながるのです。

動脈硬化症は、脂質異常症(従来の高脂血症)や糖尿病高血圧喫煙などの危険因子により生じると考えられています。厚生労働省の人口動態統計によると、狭心症や心筋梗塞などの心疾患は、日本における死因の第2位になっています。

以下の「危険因子リスト」を見て、心臓がドキッとした人は、危険因子をなるべく減らすよう努力しましょう。

【動脈硬化の危険因子リスト】

  • ・高血圧
  • ・コレステロールをはじめとする血液の脂質異常
  • ・糖尿病
  • ・加齢(男性:45歳以上、女性:閉経後)
  • ・喫煙
  • ・肥満
  • ・運動不足
  • ・感情的なストレスに満ちた状態
  • ・偏った食事内容
  • ・嗜好品(アルコール、コーヒー、紅茶)

心臓病になりやすい生活習慣をチェック!

心臓病になりやすい性格や生活習慣があり、それらを「A型人間」または「A行動」などと読んでいます。血液型のA型とは関係なく、仕事人間でせっかち、イライラしやすいなどの特長があります。以下の診断表でチェックしてみましょう。

心臓病になりやすい人の生活チェック
 
魚よりも肉が好き
◆お菓子、とくに洋菓子が好き
塩分が強めの味つけが好き
◆野菜や海藻、大豆製品はあまり食べない
食べることが好き、多く食べがち
◆アルコールを飲む機会が多い
標準体重を10%以上オーバーしている
◆喫煙習慣がある
運動は1週間に1回もやっていない
◆デスクワークや車での移動が多く、歩くことが少ない
生活の中心は仕事である
◆スケジュールは詰まっていて、30分以上休めることはめったにない
仕事でもなんでも、一度に2つ以上のことをやるのが好き
◆睡眠時間は1日6時間以下
週末も、まとめて2日休むことはほとんどない
◆旅行に出かけても、仕事の連絡をすることが多い
<判定>
○ が5個以下 =心臓病のリスクは少ないが、続いて○がつくところは要注意
○ が6~10個 =A型人間の可能性大。食生活や運動にも注意して
○ が11個以上=虚血性心疾患になる可能性大。心臓病の検査を受けましょう

心臓にいい食生活

日本循環器学会による「虚血性心疾患の一次予防ガイドライン」では、食事のとり方として、エネルギーバランスに注意する(糖質エネルギー比50%以上、脂質エネルギー比20~25%)、食物繊維を十分に摂取する(20~25g/日)、食塩摂取は1日10g未満(高血圧合併例は7g/日)とすることなどをすすめています。

また、アメリカ心臓病協会による食事ガイドラインでは、バランスのとれた食事と、適正体重を維持することの大切さを説いています。

魚を積極的に摂る、血清脂質(コレステロール)を適正に保つことも大切です。ヘルシーな食生活で少しでも心臓病を遠ざけるためにも、ホームクッキングを参考にしてはいかがでしょう。

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