トップ > レシピ > ヘルシー&ライフ > ドクターコラム > ドクター推奨!身体のあちこち健康堂 > 第9回 胃の調子、いかがですか

腹八分目を心がけ、熱すぎ、冷たすぎは避ける

胃壁の表面には胃粘膜があり、食物を溶かすほどの強い胃酸から胃を守っています。食べ過ぎのほか、コーヒーや香辛料などの刺激物は、胃酸の分泌を高めるので注意しましょう。また熱すぎたり、冷たすぎるものは胃粘膜の血流に影響して胃痛などの症状をおこすことがあります。

胃にやさしい朝食の摂り方

胃に負担をかけず朝食をおいしく食べるためには、夕食や夜食の時間を遅くしない、食べ過ぎない、夜更かしをしない、朝は余裕を持って起きるなどが必要です。

ホームクッキングの「おすすめの朝食レシピ」を参考に、胃にやさしい健康的な朝食を見直してみましょう。寒い時期には、あたたまるリゾットや汁物などもおすすめです。

ストレスで胃の病気にならないために

強い肉体的ストレスや精神的ストレスを受けると迷走神経が刺激され、胃酸の分泌が高まります。また自律神経の働きが乱れ、胃粘膜の血流が悪くなって潰瘍ができたりします。

大切なのは、自律神経の働きを整え、免疫力を高めること。その最も効果的な方法のひとつが十分な睡眠です。睡眠中は体がリラックス状態にあり、自律神経が安定します。

適度な運動もストレス発散に役立ち、胃のためにも良い結果をもたらします。

検診を受けると、胃がんの死亡率が半分に

厚生労働省研究班の調査では、過去1年間に胃がん検診を受診した人は受診していない人に比べ、胃がんによる死亡率が48%近くに抑えられています。

また、胃痛など症状が出てから見つかった胃がんより、検診で発見された胃がんのほうが早期がんの比率が高いことも明らかになっています。より早期のうちに胃がんを発見するためにも、年に1度は検診を受けましょう。

胃がん予防には、まず禁煙

ニコチンの作用で血管が収縮し、胃の血流が悪くなって、びらんや潰瘍の要因になります。たばこに含まれるベンゾピレンやメチルコラントレンは、強力な発がん物質で、肺がんや食道がん、胃がんの原因になります。

塩分に注意して、ヘルシーな食生活を

食塩および塩分の高い食品は、胃がんのリスクを上げることが“ほぼ確実”とされています。調理や食品の保存に使う塩分を控える工夫も必要です。

また、野菜と果物は、胃がん予防の効果が“ほぼ確実”と評価されています(この場合の野菜は穀物やイモ類を除く)。野菜や果物の色素に含まれるポリフェノールなどの抗酸化作用や、食物繊維の吸着作用によって発がんリスクを抑えることができるのです。

忘年会や新年会など何かとお酒を飲む機会が増える時期です。ホームクッキングを参考に、規則正しく適量の食事を心がけましょう。

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