トップ > レシピ > ヘルシー&ライフ > ドクターコラム > 小児科医お薦め!「すくすくもぐもぐガイド」 > 第3回 雨にもマケズ? 運動はほどよく!
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こんにちは。キッコーマン総合病院の芥です。 総合病院のある野田市は、とても「部活」が盛んなところのようです。朝早くから夜遅くまで、休みの日も熱心に練習をしている姿を見かけます。 一方で、体調が悪いので休むようにすすめても、「休むと全国大会に出られないんです!」という中学生。部活が忙しくて病院に来る暇のない喘息の小学生。記録を伸ばすために貧血の薬(鉄剤)をもらって来るようにいう指導の先生。これでいいのかな?といつも思います。 |
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運動するというのは何もスポーツをすることだけではありません。合唱や吹奏楽、応援団(チアリーダー)、書道や絵を描くことも運動です。家事の手伝いや学校に通うことも運動です。 そう考えると、こどもたちには毎日、さまざまな運動のチャンスがあるのですね。 |
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私はスポーツが好きですが、決して上手ではありません。それでも今も水泳などの試合に出ているのは、高校時代の陸上部の部長だった「まむし」というあだ名の先生のおかげかもしれません。 「今」だけではなく、大人になっても、一生涯スポーツを続けてほしいとよくいっていました。とてもこわい先生でしたが、目先の結果を求めないところに救われ、スポーツ(練習)を今も続けています。 スポーツを好きでなければ、一生続けることはできないのではないでしょうか。 |
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元オリンピック選手が、長く第一線でがんばれたのは、子ども時代の父親や兄弟と一緒の練習が、とても楽しかった。それが、競技を続ける力になっているといわれていました。 そして、子どもたちには、スポーツを楽しいと思える体験をさせてあげたいと、まとめられていました。 小児科医として、素質があっても、練習を楽しいと思えなければ、原因不明の症状で子どもを苦しめることがあるという症例を見てきました。 県の強化選手となり、国体や全国大会に出場したものの、身体のしびれを訴えて入院した中学生。海外で楽しみながら練習していた環境から、帰国後、一転して叱咤激励する日本の指導者のもとで戸惑い、微熱や腹痛に悩むようになった小学生。 どちらも、無理にがんばらなくていいという両親の理解を得たことで、元気を取り戻し、その後も競技を続けているのを知って、ホッとしたものです。 |
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子どもは大人の小型ではありません。これは小児科の常識でもありますが、そんなことはお構いなしに、高度な技術を成長過程の子どもにやらせようとする指導者が一部にいることは確かです。また、選手である子どもやコーチ以上に熱くなって、無理をさせてしまう親御さんも中にはいます。 今や運動も科学の裏づけのもと、理論的、効率的な指導がされるようになっています。 私も昨年、医師会公認の健康スポーツ医に登録されました。現在、日本体育協会公認のスポーツドクターの申請を行っています。整形外科の先生とも協力して、子どもが無理なく楽しくスポーツできるよう、お手伝いしたいと思っています。 そして、95歳区分の背泳ぎと自由形の二種目で世界新記録を出した日本人女性のように、いつまでも健康でチャレンジする人生を、「部活」に精出すこども全員に送ってもらいたいと思っています。 |
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![]() 運動盛りは、食べ盛り。運動で疲れたり、梅雨で食欲が落ちているときにも、たんぱく質やカルシウム、カロテンなどを毎日の食事に取り入れたいですね。 |







