お正月

1年のはじまりは、お正月です。おぞうにやおせち料理を食べますね。どうしてなのかな?
みんなの家では、どんな風にお正月を過ごしているのかな?

お正月は、どういう日?

お正月は新しい年を祝う日です。気持ちをあらたに、1年間、みんなが健康(けんこう)でいられるように祈ったり、今年の目標(もくひょう)をたてたりします。
1月1日は、元旦(がんたん)といいます。

お正月には何を食べるの?

お正月を祝うための食べものや、飲みものがあります。
それぞれ、いみがあるんですよ。

鏡餅(かがみもち)

丸いおもちを重ねた、鏡餅をかざりますね。おもちを「年神(としがみ)」様にささげるという意味があります。
鏡開きのときに、おもちを割って食べると、1年元気で過ごせるといわれています。

お雑煮(ぞうに)

年神様にささげたおもちを、野菜などといっしょに、にて食べたのが、お雑煮のはじまりです。
お雑煮に入れるおもちは、関東から東は焼いた四角いおもちで、西は焼かないまるいおもちです。
また、しるもしょうゆ味、みそ味、甘いあずきを入れる地方があります。具も、野菜のほか、とり肉、さけやぶりなどの魚を入れるなど、いろいろです。みんなの家では、どんなお雑煮を食べているかな?

おせち料理(りょうり)

野菜のにものや、たまご焼きなどの、お正月を祝うごちそうです。
重箱(じゅうばこ)に入れることもあります。
とくに大切なのが、この3つです。

田作り(たづくり)

小魚を、あまからい味つけにしています。むかし、田畑にいわしを入れてひりょうにしたことから、つくられるようになりました。お米や野菜がたくさんとれるようにという、願いをこめています。

黒豆(くろまめ)

日に焼けてまっ黒になるまではたらいて、しわがよるまで元気でいられますようにという意味です。

数の子(かずのこ)

たまごがたくさんついています。こどもや孫(まご)が増えて、大きな家族になりますように。みんな元気にすごせますようにといういのりをこめています。

おとそ

さんしょうなど、7種類の葉や草をお酒やみりんにひたしてつくります。家族みんなが一口ずつ飲んで、元気ですごせるようにと、ねがいをこめていただきます。

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