World Wide Kitchin
インド インド
 講  師 アクター・ベーガムさん(インド大使館)
 コーディネーター 山本道子先生(村上開新堂五代目)
 講習会実施日 2001年11月22日

第59回「世界のしょうゆクッキング」は、インド大使館のアクター・ベーガムさんにインドの家庭料理をご紹介いただきました。インドというとたくさんの種類のスパイスを使った刺激的な料理を思い浮かべますが、今回は、おだやかな味わいのインド料理のおいしさを発見しました。

<フライドポーク>と<カリフラワーの前菜>は、豚肉とカリフラワーを漬け汁につけ込んで、油で揚げた前菜向けの料理です。<フライドポーク>は、豚ロース肉をしょうゆ、レモン汁、しょうがペースト、ガーリックペースト、チリパウダーを合わせた漬け汁で。<カリフラワーの前菜>は、しょうがペースト、ガーリックペースト、しょうゆ、チリパウダー、酢、コーンスターチ、食紅を合わせた漬け汁に漬け込みます。食紅でカリフラワーに紅く色をつけるところが、インドらしさを醸し出していますね。

アクター・ベーガムさん
アクター・ベーガムさん
<チキン焼きそば>はインドの麺料理。インドの麺料理というと、私たちにはあまり馴染みがないのですが、インドの南の地方では、麺が主食として食べられているそうです。ここでは焼きそば用の蒸し麺を使いましたが、現地では米の粉とココナツミルクでつくった麺が使われます。麺は押さえながら両面を焼きます。細切りにしてゆでた赤キャベツを、青ねぎとペッパーソースで和えたものと、しょうゆとガーリックペーストに漬け込んだ鶏肉を、野菜とバーベキュソースで炒めたものを麺の上にのせます。その上にさらにトマトとピーナッツ。食材の組み合わせ、色合い、盛り付けも、私たちが思い描く焼きそばとは違う、インドの焼きそばを体験できました。
<炒飯>をご紹介しましょう。これもお馴染みの中国風の炒飯とは、趣の違うインドのご飯料理です。パラパラとした長粒米を、ベイリーフと八角を加えてゆで、ご飯に香りをつけます。ベイリーフと八角、とても心地よい香りの組み合わせです。 インドではポピュラーなギーを使い味にコクを出し、最後に加えるしょうゆがとても馴染んだ炒飯となりました。


メニュー写真 ※写真メニュー:
フライドポーク(右前)
チキン焼きそば(右奥)
カリフラワーの前菜(左奥) 炒飯(左前)


レシピ 炒飯 (Fried Rice)
●材料(4人分)1カップ=200ml
・米(インディカ米) 2カップ
・ベイリーフ 4枚
・八角 2個
・ギー 大さじ6
・たまねぎ 150g(みじん切り)
・鶏ひき肉 150g
・グリーンピース 1カップ(ゆでたもの)
・えび 10尾
・キッコーマン特選丸大豆しょうゆ 大さじ2
・塩
メイン

●作り方
(1) 米にベイリーフと八角を加え、約8カップの水で7分炊きにし、水をきって大さじ1のギーを振りかける。
(2) 残りのギーを熱し、たまねぎを加えて薄く色づくまで炒め、ひき肉とグリーンピースを加え,水気がなくなるまで炒める。最後にえびも加える。
(3) 米を加え、ふたをして弱火で10分火にかける。
(4) しょうゆと塩を加え、さらに1分炒め、あつあつを供する。


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