World Wide Kitchin
イタリアド イタリア
 講  師 ロマネーラ・ナイッツァさん(イタリア大使館)
 コーディネーター 山本道子先生(村上開新堂五代目)
 講習会実施日 2001年12月19日

第60回「世界のしょうゆクッキング」は、イタリア大使館のロマネーラ・ナイッツァさんに、イタリアの家庭料理をご紹介いただきました。

前菜の<クリスマスツリー>は、イタリア風のポテトサラダです。クリスマスシーズンにちなんで、盛り付けをツリーの形にし、料理名も<クリスマスツリー>としました。

<ピスタチオのパスタ>は、ピスタチオをたっぷりと使った贅沢なソースのパスタ。よく炒めたたまねぎに、フードプロセッサーで細かく砕いたピスタチオ、生クリーム、パンチェッタを加え、最後におろしたてのパルメザンチーズ加えます。このコクのあるまろやかな味のソースがパスタによくからむよう、フリッジというコイル状のショートパスタを使いました。

ロマネーラ・ナイッツァさん
ロマネーラ・ナイッツァ
さん

<ローマ風サルティンボッカ>は、よく知られているイタリア料理ですね。仔牛肉を使うことが多いのですが、今回は日本で手に入りやすく、仔牛肉と味の近い豚ヒレ肉を使いました。広げた肉にスライスチーズ、生ハム、セージの葉を重ねてのせて、肉からはずれないように楊枝をとめます。これをバターで焼き、仕上げにワインをふります。豚ヒレ肉のやわらかく淡白な味に、生ハムの旨味と塩味、チーズのコク、セージの香りが調和し、簡単でいて見た目にもおしゃれなメイン料理となりました。

デザートの<クロッカンテ>は、イタリア・リグーリア地方のアーモンドのお菓子です。クリスマスや結婚式など、お祝いの時につくられるお菓子とのこと。砂糖とレモン汁を入れて煮とかした中に、皮をむいて粗くくだいたアーモンドをたっぷり加え、黄金色になるよう火を入れます。熱いうちに平らにならさなければならないので、レモンを使ってならすのがリグーリア式。レモンの香りもつきます。アーモンドが香ばしい、リッチな焼き菓子です。

今回は、前菜の<クリスマスツリー>をご紹介しましょう。裏ごしたじゃがいもに、オリーブオイル漬けのツナとマヨネーズ等を加え、パテ状にしたポテトサラダです。フランスパンなどを添えて、パンにつけながら食べてみてはいかがでしょう。形も自由自在、いろいろな盛り付け方ができますね。ロマネーラさんには、ツリーの形の白いポテトサラダの上に、オリーブ、ケッパー、イタリアンパセリ、プチトマトをのせ、華やかにクリスマスの雰囲気で飾っていただきました。


メニュー写真 ※写真メニュー:
ローマ風サルティンボッカ(右前)
ピスタチオのパスタ(右奥)
クロッカンテ(左奥)
クリスマスツリー(左前)


レシピ クリスマスツリー (Albero di Natale)
●材料
メイン・じゃがいも 6個
・ツナ缶(オリーブオイル漬け)小2〜3缶
・(A)
 ・エキストラバージン・オリーブオイル
  80ml(適宜増量)
 ・マヨネーズ 大さじ2(適宜増量)
 ・レモン汁 1個分(適宜増量)
 ・ワインビネガー(白)小さじ1(適宜増量)
 ・キッコーマン特選丸大豆しょうゆ 大さじ1(適宜増量)
 ・塩 少々
 ・こしょう 少々
・マヨネーズ 適量
・飾りつけ
 ・黒オリーブ、ケイパー、イタリアンパセリ、プチトマト

●作り方
(1) じゃがいもをゆでて皮をむき、裏ごしする。
(2) ツナは缶汁と分け、身をフードプロセッサーで細かいそぼろ状にする。
(3) ボウルにじゃがいもを入れ、ツナ、ツナ缶汁(オイル)、(A)を加える。 具が均一になるよう、手でよく混ぜ合わせる。
(4) 皿に移し、クリスマスツリーの形に成型し、マヨネーズを塗りオリーブ、ケイパー、パセリ、プチトマトで飾りつける。冷蔵庫で1時間ほど冷やしておく。パンを添えて供するとよい。
※クリスマスシーズン以外では魚の形にしたりする。


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