World Wide Kitchin
世界の家庭料理をその国の方たちがご紹介します。
今回は
ヨルダン・ハシミテ王国 です。 実施:2000年10月25日
講師:シーファ・ハダットさん(ヨルダン・ハシミテ王国大使館)
コーディネーター:山本道子先生(村上開新堂五代目)

ヨルダン国旗 第51回「世界のしょうゆクッキング」は、ヨルダン・ハシミテ王国大使館にご協力いただき、臨時大使夫人 シーファ・ハダットさんに、ヨルダンの家庭料理をご紹介いただきました。
ハダットさんは伝統的な民族衣装を着て、流暢な日本語で登場。<ぶどうの葉包み>は、米、トマト、たまねぎ、パセリ、スペアミントを混ぜ合わせたものを、ぶどうの葉で春巻きを巻くように包み、底にたまねぎ、トマトを敷いた鍋にそれらを入れ、レモン汁とチキンブイヨンで煮たものです。私たちにとって、ぶどうの葉を食べるというのは、新しい味の発見ですね。
<パセリサラダ>はタブレと呼ばれ、中近東の国々ではポピュラーな料理です。驚くほどたっぷりのパセリのみじん切りとクラック・ウィートと呼ばれる、ひき割りの小麦をゆでて乾燥させたもの、スペアミント、トマト、きゅうりを使ったサラダです。これらをレモン汁とたっぷりのオリーブオイルであえていただきます。お祭りやお祝い事など特別な機会によく作られるそうです。緑色いっぱいのこのサラダは見るからにからだに良さそうです。
<鶏肉となすの重ねご飯>は、米と、ブイヨンで煮た鶏肉、色よく揚げたなす、たまねぎ、じゃがいもを段々に重ね、黒こしょう、シナモン、月桂樹の葉、クローブ、カーダモン、ナツメグのスパイスを加え、鶏肉の煮汁で炊き上げました。炊き上がったら、ケーキをひっくり返す要領で鍋を逆さにして、鍋の形のまま皿に取り出します。最後にバターで炒めた松の実を上に飾ります。
今回は、スパイスの香り高い<チキン・バーベキュー>をご紹介しましょう。この料理のポイントは、なんといっても、ひきたてのフレッシュなスパイスを使うこと。ひきたてのものは香りが違います。焼くと数種のスパイスの複雑な香りが混ざり合い、それにしょうゆの香ばしさが加わり、おいしそうなにおいがひろがります。
シーファ・ハダットさん
シーファ・ハダットさん
メニュー写真
※写真メニュー: 鶏肉となすの重ねご飯(奥左)
パセリサラダ(奥右)

ぶどうの葉包み(手前左)
チキン・バーベキュー(手前中央)
ヨーグルトときゅうりのサラダ(手前右)
レシピ
チキン・バーベキュー Dajaj Mashwi

●材料(6人分) 1カップ=200ml
・鶏肉(骨なし、ももまたは胸肉)1kg(皮は取り除く)
・ミニトマト(つけ合わせ) 適量
・レタス(つけ合わせ) 適量(せん切り)
【マリネ液】
1.にんにくと唐辛子を2−3日間、オリーブ・オイルにつけておく。
 にんにく 大さじ1〜2(みじん切り)
 青唐辛子 5〜6本(刻む)
 オリーブ・オイル 1/4カップ
2.以下の材料を混ぜて仕上げる。
 キッコーマン特選丸大豆しょうゆ 大さじ1
 黒こしょう(ひきたてのもの) 小さじ3/4
 塩 小さじ1
 パプリカ 小さじ1
 カーダモン 小さじ1以上(ひきたてのもの)
 ナツメグ 小さじ1/4(ひきたてのもの)
 ドライ・タイム 大さじ1/2
メイン料理


●作り方
(1) 鶏肉は4センチの角切りにしてマリネ液に浸し、ふたをして冷蔵庫で数時間から一晩ねかしておく。時々かきまぜる。
(2) バーべキュー用の長い串に鶏肉を刺す。
(3) 炭火またはグリルで、頻繁にひっくり返し、マリネ液をつけながら焼く。焼きあがったら塩で味を調える。
(4) 大皿にレタスを敷き、肉をその上に盛り付け、ミニトマトを飾る。


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