World Wide Kitchin
世界の家庭料理をその国の方たちがご紹介します。
今回は
メキシコ合衆国 です。 実施:1995年10月19日
講師: イルマ・アラウス・デ・ミワさん(メキシコ大使館)
コーディネーター:山本道子先生(村上開新堂五代目)

メキシコ合衆国国旗 第8回「世界のしょうゆクッキング」は、メキシコ合衆国大使館のイルマ・アラウス・デ・ミワさんに、メキシコの家庭料理をご紹介いただきました。
メキシコは、マヤ文明やアステカ文明の遺跡、カリブ海に面したリゾート地としても名高い国です。
<トルティヤ>は、マーサというとうもろこしの粒の皮を取り除いて粉にしたものを、水で練って円形に伸ばして素焼きします。これにサルサソースなど好みのソースをつけ、肉や野菜などをのせて巻いて食べます。
<ワカモレ>は、つぶしたアボガドとトマトやたまねぎ、オレガノ、オーリーブオイルを混ぜたペースト。変色を防ぐにはアボガトの種を入れておくとよいそうです。
それらを使った<トスタダス>は、トルティヤを油で揚げ、金時豆でつくったペーストや辛いソーセージ・チョリソやチーズなどをのせて、ワカモレとサルサという辛いソースをかけて食べます。
今回は<メキシコ風焼き豚>をご紹介しましょう。私たちの慣れ親しんだしょうゆ味ですが、漬け汁にパイナップルのピュレーにしたものを使ったり、肉に切れ目を入れプルーンとクローブを差し込んで焼いたり、リンゴのピュレーのソースを添えたりと、メキシコ風に果物の甘酸っぱさがアクセントになっています。しょうゆとフルーツの甘酸っぱい組み合わせが、豚肉によく合っています。
イルマ・アラウス・デ・ミワさん
イルマ・アラウス・デ・ミワさん
メニュー写真
※写真メニュー: ワカモレ(中央)
トスタダス(手前左)
メキシコ風焼き豚(奥中央)
レシピ
メキシコ風焼き豚 PIERNA AL HORNO

●材料(6-8人分)
・豚肉のかたまり(モモまたはヒレ) 1kg
・にんにく(おろす) 5片
・黒こしょう(粗挽き) 大さじ1
・キッコーマン特選丸大豆しょうゆ 60ml
・パイナップルの缶詰 1缶(567g)
・プルーンまたはレーズン 200g
・バター 少々
・白ワイン 適宜
・クローブ 3〜4個
・ドレンチェリー(赤) 適宜
・ハラペーニョの酢漬け(付け合わせ)
・アップルソース
 リンゴ 1個
 砂糖 大さじ3〜4
メイン料理


●作り方
(1) 豚肉にナイフでプルーンを差し込む1cm位の穴をたくさんあける。おろしにんにくと黒こしょうを全体に擦り込む。
(2) パイナップル5枚と缶のシロップ半量をミキサーにかけて漉す。この汁にしょうゆを加えて漬け汁を作り、肉を漬けて一晩おく。
(3) 肉の切れ目に適当な大きさにしたプルーンを詰め、上下両面に2cm間隔の切れ目を入れる。耐熱皿にバターを塗り、肉をのせて漬け汁をかける。
(4) 250℃のオーブンで20分焼く。肉を返し、クローブを差し込む。汁気がなくなっていたら白ワインをかけ、200℃に下げたオーブンで20〜30分焼く。オーブンから出し、しばらくおく。グレービーはとりおく。
(5) リンゴの皮をむいて切り、鍋に入れ、ヒタヒタの水、砂糖を加えて煮る。リンゴだけミキサーにかけ、ピュレーを作る。
(6) 肉を切り分けて皿に盛り、残りのパイナップル、ドレンチェリーを飾る。供する直前にグレービーをかけ、リンゴのピュレー、ハラペーニョの酢漬けを添える。


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