World Wide Kitchin
ミクロネシア連邦 ミクロネシア連邦
 講  師 シュラ L. アリックさん(ミクロネシア連邦大使夫人)
 コーディネーター 山本道子先生(村上開新堂五代目)
 講習会実施日 2001年7月26日

第56回「世界のしょうゆクッキング」は、ミクロネシア大使夫人 シュラ・アリックさんをお招きし、太平洋に浮かぶ4つの島からなる、ミクロネシアの家庭料理をご紹介しました。

ミクロネシアの家庭料理は、どこか日本と似ているところがあります。日本と同じタイプのお米を食べ、生の魚・刺し身を食べ、タコも食べるミクロネシアの食スタイル。しょうゆも根づいていて、ご紹介いただいた家庭料理は、どれも日本人に親しみが持てるものでした。

シュラ L. アリックさん
シュラ L. アリックさん
<ミクロネシア風バーベキューソース>は、たまねぎ、にんにく、ライムジュース、トマトケチャップ、酢、しょうゆを合わせたマリネ液に、鶏肉を漬け込んで焼きました。ライムを使うところは、お国柄ですね。鶏肉は1羽をさばくのが普通だそうで、大使夫人も手慣れた手つきで、あっという間にさばいてしまいました。
<甘辛グリーンパパイヤ>は、未熟の青いパパイヤと豚肉とたまねぎを、しょうゆと砂糖で甘辛く煮たものです。肉じゃがのパパイヤ版といった感じでしょうか。パパイヤもたくさん取れて、料理に使われるとのことです。
海に囲まれたミクロネシアでは、日本と同じようにタコを食べます。でも<タコのココナッツクリーム煮>の味つけはミクロネシア風。生のタコをさっとゆで、そのゆで汁でココナッツクリームパウダーを溶かし、たまねぎとにんにくを入れて煮ます。盛りつけもミクロネシア風で、リング型で抜いた白いごはんの中央に<タコのココナッツクリーム煮>を盛りつけ、まわりに細切りキャベツを添えました。

今回は<チキン・アドボ>をご紹介しましょう。しょうゆと酢で鶏肉を煮るこの料理は、フィリピンでも見られますが、ミクロネシアの方がおだやかな味わいです。酢が入ると後味がさっぱりした感じになるので、夏にふさわしい料理ですね。この料理も白いご飯にぴったりです。 最後に、大使夫人が参加者のために、焼いて持ってきてくださったバナナケーキをいただきました。ミクロネシアではたくさんの種類のバナナがあり、料理にも使われているとのことです。魚介、野菜、フルーツ豊富な素敵な国なのでしょう。


メニュー写真 ※写真メニュー:
チキン・アドボ(右奥)
甘辛グリーンパパイヤ(左奥)
ミクロネシア風バーベキューソース(右前)
タコのココナッツクリーム煮(左前)


レシピ チキン・アドボ (Chicken Adobo)
●材料(4人分)1カップ=240ml
・鶏もも肉(骨なし) 400g
・キッコーマン特選丸大豆しょうゆ 1/4カップ
・酢  1/4カップ
・たまねぎ (中)1個
・にんにく  4片
・ベジタブル・オイル 大さじ2
・ミックスベジタブル 2カップ
(にんじん、ピーマン、グリンピース)
メイン

●作り方
(1) 鶏肉を一口大に切る。
(2) たまねぎは縦4つに切り、繊維に直角に7〜8o厚さに切る。にんにくをつぶす。にんじんとピーマンはグリンピースと同じ大きさのさいの目に切っておく。にんじんは固ゆでしておく。
(3) 大型のボウルにしょうゆ、酢、オイルを入れ、たまねぎ、にんにくを加えてよく混ぜる。
(4) 鶏肉を鍋に入れて(3)たれを加え、ふたをして煮立てる。ふたをとり、ほぼ火が通るまで煮る。
(5) にんじんを加え、しばらく煮る。ピーマン、グリンピースも入れ、火が通るまで煮る。
(6) 器に盛り、炊いた白米を添えて供する。


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