World Wide Kitchin
世界の家庭料理をその国の方たちがご紹介します。
今回は
サウジアラビア王国 です。 実施:2000年11月21日
講師:シルビア・ダリサイさん(サウジアラビア王国大使館)
コーディネーター:山本道子先生(村上開新堂五代目)

サウジアラビア王国国旗 第52回「世界のしょうゆクッキング」は、サウジアラビア王国大使館のシルビア・ダリサイさんに、サウジアラビアの家庭料理をご紹介いただきました。
サウジアラビアは、アラビア半島に位置し、西は紅海、東はペルシア湾に接したイスラム教の国です。大勢の世界各国の巡礼者が、サウジアラビアに集まります。そのせいか料理にも世界の味が影響しているようですね。
<アラビアンライス>は、骨付きの鶏肉、ヒヨコ豆、野菜、そして様々なスパイスの入ったぜいたくなピラフです。お米は、バスマティ・ライスという香りのよいパラパラとした長粒米を使います。香りづけに、からからに乾燥させ黒い色になったドライド・レモンを丸ごと使います。生のレモンとはまた違ったよい香りです。ガランガというショウガに似たものも使います。
<グリルド・チキン>は、鶏もも肉を、トマトペースト、ヨーグルト、オリーブオイル、レモン汁を合わせた漬け汁に漬けて焼きます。漬け汁のヨーグルトの酸味、さらに加えるレモン汁の酸味がポイント。
<サムサ>は、インドの料理にも見られる揚げ餃子のような料理です。皮も手作り。シルビアさんは、手際よく丸く伸ばしていきます。中身は牛ひき肉とタマネギとパセリを炒めたシンプルなもの。出来上がりはかわいらしい小さないちょう形になります。手作りならではの皮のおいしいさが感じられるサムサでした。
今回は<サシバシ>をご紹介しましょう。この料理は、料理の大変上手なモハメッド・バシール・クルディ 駐日サウジアラビア大使の創作料理です。<サシバシ>の名前の由来は、さしみのサシに、大使の名前のバシを合わせたものだそうです。このマグロのペーストは、薄力粉で練り、1次発酵だけさせた白く丸い<アラビアパン>と一緒に食べます。大使のアイディアで、マグロのさしみとしょうゆの組み合わせが、サウジアラビア風料理に変わりました。
シルビア・ダリサイさん
シルビア・ダリサイさん
メニュー写真
※写真メニュー: サムサ(奥左)
アラビアパン(奥右)
アラビアンライス(手前左)
グリルドチキン(中央)
サシバシ(手前右)
レシピ
サシバシ Sashi Bashi

●材料(4-5人分) 1カップ≒240mll
・まぐろ(赤身かたまり)1kg
・たまねぎ 1/2個
 (または赤たまねぎ小2個、粗みじん切り)
・クラッシュ・ウイート 1カップ(さっと洗っておく)
・塩 小さじ1/2
・ナツメッグ(粉) 小さじ1/2
・オールスパイス(粉) 小さじ1/2
・黒こしょう(ひいたもの) 小さじ1/2
・オレガノ 小さじ1/2
・モニーニ・エクストラバージン・オリーブ・オイル 適量
・キッコーマン特選丸大豆しょうゆ 適量
・ミントの葉 少々
メイン料理


●作り方
(1) たまねぎ、クラッシュ・ウイート、まぐろ、しょうゆ以外のスパイス類と調味料をすべてフードプロセッサーにかける。
(2) 皿にオリーブ・オイルを少量ひき、(1)のマグロのペーストをのせ、しょうゆをかけてミントの葉をのせる。
(3) アラビアパンに添えて供する。


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