World Wide Kitchin
世界の家庭料理をその国の方たちがご紹介します。
今回は
スロヴェニア共和国 です。 実施:2000年5月11日
講師:マテア・ヴォデブさん(スロヴェニア共和国大使館 )
コーディネーター:山本道子先生(村上開新堂五代目)

スロヴェニア国旗 今回の「世界のしょうゆクッキング」は、スロヴェニア共和国大使館のマテア・ヴォデブさんに、スロヴェニアの家庭料理をご紹介いただきました。スロヴェニアは、アルプス、地中海に接しヨーロッパの真ん中に位置する国で、森林の占める割合が高く、ヨーロッパの緑の宝といわれています。
今回ご紹介いただいた料理の献立は、日曜日の家族がそろった時に、食べられる献立とのこと。
レタスだけのシンプルな<グリーン・サラダ>は、パンプキンオイル(かぼちゃの種の油)のコクのある風味を生かしたサラダです。
<プレクムーリャ・ギバニツァ・パイ>は、ケシの実、カッテージチーズ、クルミ、リンゴ、4種類のフィリングが層となった味わい豊かなパイ。フィリングの一つ、ダイナミックなケシの実の使い方が新鮮です。
今回はメインデッシュとその付け合わせの<ビーフスープ><マッシュポテト>をご紹介しましょう。<ビーフスープ>は、肉と野菜をじっくり煮込んだ上品な味わいのスープ。供する時は、肉とスープを別々に取り分けます。肉の付け合わせの定番は、たっぷりのマッシュポテト。じゃがいもとバターとタマネギと塩だけの材料ですが、それぞれの素材の甘さが引き出されたおいしい一品です。スープに入ったヌードルは、ヴォデブさんのおばあさんの時代は、手打ちでヌードルを作っていたそうです。家族がそろった時のあたたかい食卓の料理です。
マテア・ヴォデブさん
マテア・ヴォデブさん
メニュー写真
※写真メニュー: ビーフスープ(奥左)
ビーフスープの肉とマッシュポテト
(手前左)

プレクムーリャ・ギバニツァ・パイ
(奥右)
グリーン・サラダ (手前右)
レシピ
●材料(5〜6人分)

ビーフスープ Beef Soup
・牛肉(リブ、骨) …1kg
・塩 …少々
・にんじん …大1本(12に切る)
・イタリアンパセリ …3枝
・黒こしょう …15〜20粒
・セロリ …細い部分12cm
・ベイリーフ …3枚
・たまねぎ …小1個(0.5cm厚さの輪切り)
・ヌードル …適量
・キッコーマン特選丸大豆しょうゆ …大さじ2
メイン料理

マッシュポテト Mashed Potato
・じゃがいも(メークイーン) …1kg
・バタ− …50g
・たまねぎ …1個(みじん切り)
・塩 …少々

●作り方
ビーフスープ
(1) 大鍋に牛肉、にんじん、パセリ、黒こしょう、セロリ、ベイリーフを入れ、たっぷりの水を加え、弱火で2〜3時間煮る。煮始めて1時間くらいで塩味をひかえめにつける。途中水を適宜たし、肉がかぶるようにする。
(2) たまねぎの両面をホットプレートで茶色に色づく程度に焼く。煮あがる30分前にスープに加える。
(3) しょうゆで調味し、肉を取り出す。肉はスライスして主菜として別に盛る。これにはマッシュポテト(別記)をたっぷり添える。
(4) スープを漉し、ゆでたヌードルを加え仕上げる。

マッシュポテト
(1) じゃがいもを皮のままゆで、熱いうちに皮をむき、薄くスライスする。
(2) 別の鍋にバターを溶かし、たまねぎを黄色く色づくまで炒める。
(3) じゃがいもを加え、塩で調味し、時々混ぜながらさらに炒め、仕上げる。


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