World Wide Kitchin
世界の家庭料理をその国の方たちがご紹介します。
今回は
タンザニア連合共和国 です。 実施:2000年6月7日
講師:フェリスタ・ミーナさん(タンザニア連合共和国大使館 )
コーディネーター:山本道子先生(村上開新堂五代目)

タンザニア国旗 今回の「世界のしょうゆクッキング」は、タンザニアの家庭料理をご紹介しました。タンザニアは、アフリカ大陸東部、インド洋に面し、北部にヴィクトリア湖やキリマンジャロを接した、さまざまな雄大な自然を有する国です。
タンザニア連合共和国大使館のフェリスタ・ミーナさんには5品の料理をご紹介していただきました。
<ビーフ・サンブサス>は、タンザニア風の春巻きです。三角形に折った春巻きの皮の中に、牛ひき肉とみじん切りにした、タマネギ、ショウガ、ニンニク、万能ネギ、ニラなどをあわせた具を入れて、油で揚げます。味つけにはしょうゆを使いました。
<ビーフピラフ>は、ここでもたっぷりのタマネギ、ニンニク、ショウガのみじん切り、クローブ、カルダモン、シナモン、キャラウェイなどのスパイス類、茹でておいた牛肉とともに米を炊いたものです。タマネギをよく炒めるのがポイントで、ピラフにおいしそうな茶色の色と甘さと香ばしさが出でます。このピラフには、レモン汁と輪切りにした青トウガラシをあわせたものをかけた、<カチュンバリ>という野菜サラダを添えます。
<バナナスープ>は、熟す前の甘みのないグリーン・バナナを、じゃがいも、ニンジン、タマネギ、ニンニクと一緒に、牛肉の茹で汁で煮てピュレーにし、牛肉とあわせたスープです。このようにバナナを野菜のように扱った味は、わたしたちには新鮮です。
今回は<魚のしょうゆ風味>をご紹介しましょう。タンザニアで獲れるティラピアという白身の淡水魚を使った料理です。揚げた魚をたっぷりのショウガ、ニンニクと野菜類、ココナッツミルクで、軽く煮込みます。野菜とココナッツ・ミルク、そしてしょうゆで、甘みとまろやかさが引き出された料理です。
フェリスタ・ミーナさん
フェリスタ・ミーナさん
メニュー写真
※写真メニュー: ビーフピラフ(奥左)
カチュンパリ(手前左)

魚のしょうゆ風味(中央)
バナナスープ(奥右)
タンザニア風ビーフ春巻き
(手前右)
レシピ
魚のしょうゆ風味 Fish in Soy Sauce

●材料(8人分)
・白身魚(あればティラピア) …骨付きで1kg
・クッキングオイル …2カップ
・しょうが …親指大4片(100g、すりおろし)
・にんにく …3片(すりおろし)
・にんじん …1本(7〜8o厚さのいちょう切り)
・長ねぎ …3本(1.5cm長さのブツ切り)
・たまねぎ …1個(薄切り)
・ピーマン(大) …2個(縦14〜16に切る)
・生しいたけ …薄切りを2カップ
・デルモンテ・ホールトマト …1缶(397g)
・キッコーマン特選丸大豆しょうゆ …大さじ3〜5
・ココナッツミルク …1カップ
・塩 …大さじ1
・黒こしょう …大さじ1/2
メイン料理


●作り方
(1) 魚を洗い、水気を拭き取り、骨付きのまま4〜5cm幅のブツ切りにする。塩、しょうがの1/3量を振りかけ、約20分おく。
(2) フライパンにオイルを熱し、魚を茶色く色づくまで揚げる。
(3) 鍋にしいたけを入れ、水少々を加え、蓋をしてやわらかくなるまで蒸し煮する。
(4) 別の鍋にオイルを熱し、たまねぎを入れ、茶色く色づくまで炒める。残りのしょうが、にんにくも加え炒める。黒こしょう、さらにホールトマトも汁ごと加える。
(5) 揚げた魚、しいたけと煮汁、ねぎ、にんじん、ピーマン、ココナッツミルク、しょうゆ、塩を加え、蓋をして弱火で10分煮る。
(6) 熱いうちに供する。


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