World Wide Kitchin
ウルグアイ東方共和国 ウルグアイ東方共和国
講  師 アナ クリスティナ クルロウさん
(ウルグアイ東方共和国大使夫人)
コーディネーター 山本道子先生(村上開新堂五代目)
講習会実施日 2003年5月21日

第67回「世界のしょうゆクッキング」は、ウルグアイ東方共和国大使夫人のアナ クリスティナ クルロウさんにウルグアイの家庭料理をご紹介いただきました。ウルグアイは、南米の大西洋側に位置する国で、ヨーロッパから移住してきた人々によって作られた国です。大使夫人のお話によると、ウルグアイ独自の料理というものはなく、移民によってもたらされたヨーロッパの国の料理が、今もウルグアイの味となっているとのこと。ご紹介いただいた3品も、現在、ヨーロッパの国の料理として、私たちが耳にする料理ですね。今回は、季節に合わせて夏にぴったりの料理をご紹介いたただきました。
アナ クリスティナ クルロウさん
アナ クリスティナ
クルロウ
さん
「ガスパッチョ」はスペイン料理としても有名です。トマト、パプリカ、にんにく、きゅうりなど夏の野菜をミキサーにかけて、火を入れずにそのまま味わうフレッシュな野菜のスープです。冷たく冷やしていただきます。とろみを出すためにパンを加え、オリーブオイルとワインビネガー(またはアップルビネガー)も入ります。野菜類とビネガーの酸味が程よく、暑い夏にぴったりです。ガーリックトーストを添えます。

「子羊のタンのビネグレットソース」は、やわらかくゆでた子羊の舌を薄くスライスし、見た目も美しいビネグレットソースをかけた料理です。子羊のタン(舌)は、私たち日本人にとって馴染みのない食材です。牛や豚とまた違う風味があります。ビネグレットソースには、オリーブオイルとビネガーのほか、ゆで卵、赤ピーマン、グリーンオリーブ、イタリアンパセリ、ケッパーのみじん切りが入り、夏のさわやかなオードブルにも向く一品です。

今回は「シーフードライス」をご紹介しましょう。魚介たっぷり見た目も味わいも豪華なご飯料理です。お米は長粒米を使います。ウルグアイは世界でも有数の米の輸出国で、よくお米を食べるそうです。料理のつけ合わせにする他、日本とは違いデザートとしてもお米がよく使われるとのこと。この料理では、えびやはまぐり、ムール貝の魚介のおいしさが十分にご飯に染み込みんで、味わい深い一品となっています。また、魚介類の料理のかくし味には、やはりおしょうゆが活かされますね。

メニュー写真 ※写真メニュー:
ガスパッチョ(奥)
シーフードライス(左)
子羊のタンのビネグレットソース(右)


レシピ シーフード・ライス(Seafood Rice)
●材料(2人分) 1カップ=200ml
バスマティライスまたはタイ米  1カップ
魚のブイヨン 2〜2と1/2 カップ(貝のゆで汁を含む)
えび(特大) 4尾
はまぐり  4個
ムール貝  4個
パプリカ(赤) 1/2個
パプリカ(黄) 1/2個
玉ねぎ(みじん切り) 小さじ2
キッコーマン特選丸大豆しょうゆ 小さじ2
塩  小さじ1/4
モニーニ・エクストラバージン・オリーブオイル 小さじ2
メイン
シーフード・ライス

●作り方
(1) えびはゆでて、頭と尾を残し殻をむく。
(2) 鍋に湯を少量沸かし、はまぐりとムール貝を加える。貝が半開きになったら火からおろし、保温する。汁を漉してとっておく。
(3) 適当な大きさの鍋にオイルを入れ火にかける。玉ねぎを加え、透き通るまで炒める。パプリカを薄切りにして加え、柔らかくなるまでさらに炒める。
(4) 米を加えてしばらく炒め、貝のゆで汁に魚のブイヨンを加えて2カップにし、温めて加え、沸騰させる。
(5) しょうゆと塩を加え、弱火でふたをせずに10分煮る。
(6) 煮汁がなくなりかけたらブイヨンを少し足す。えびとはまぐり、ムール貝を加えてふたをし、そのままさらに5分煮る。
(7) 米がやわらかくなったら火からおろし、ふたをしたまま5分むらしてから供する。


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