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過去の展示

食文化に見るしょうゆの包装・容器 その1


しょうゆ容器の代表格「樽」(4) 樽の作り方
しょうゆの結樽は、いくつかの工程を経て製造されます。

樽の作り方

しょうゆは浸透性が高いため、容器に目に見えないほどの小さなすきまがあっただけでも漏れてしまいます。しょうゆ樽の場合、夏目の締まった樹齢100~300年の杉を使うことにより、漏れを防ぐ工夫をしていたのです。木材は3ヶ月程度乾燥させたものを使用します。
樽作りには大変な手間が必要ですが、樽生産の最盛期には、野田の樽職人は製樽の分業化を図り、その結果一人あたり一日平均16樽作っていたという記録があります。


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