1998年9月 News Release No.98041 |
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| キッコーマン株式会社は、日本酒の醸造管理を合理化する「酸性カルボキシペプチダーゼ測定キット」を、9月7日より新発売します。 「酸性カルボキシペプチダーゼ」は、日本酒醸造の初期段階でつくられる「米麹」中に含まれ、最終的な製品の品質に影響を及ぼす酵素です。この酵素活性が高いと色や味が濃くなり、低いとうまみのない日本酒になってしまいます。 伝統的な日本酒の製造方法においては、全ての管理が杜氏の勘と経験にゆだねられていましたが、近年、杜氏の技術を引き継ぐ人材の不足から、これらに代わる科学的分析手法の導入が注目されています。 「酸性カルボキシペプチダーゼ」の測定に関しても、その重要性は認識されていましたが、測定に複雑な作業と長時間を要し、なかなか普及しない、という状況でした。 従来の測定方法では、測定に先立ち、試料中のアミノ酸を透析で取り除く必要があり、しかもこの作業には通常一晩かかるため、いずれにしても素早い醸造管理は難しかったのです。 この度、キッコーマンが発売するキットは、酸性カルボキシペプチダーゼ活性を新しい原理で測定しますので、試料を透析する必要もなく、約40分という短い時間で結果が得られます。また、アルコール濃度の影響を受けにくいことから、もろみ中での活性も測定することができます。 麹やもろみの状態をリアルタイムで把握することができますので、適切な管理が可能となり、日本酒の品質向上に大きな役割を果たすことが期待されます。 記
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