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キッコーマン株式会社は、カルフォルニア州北部のフォルサム市に、米国第二工場の建設をすすめておりましたが、10月6日竣工、初出荷の運びとなりました。
同日、これを記念して、グランドオープニングセレモニーを実施します。
カルフォルニアプラントは、ウィスコンシン州にあるKFI(KIKKOMAN
FOODS,INC.)の第二工場として1997年2月に着工、本年4月に仕込みを開始しました。6ヵ月におよぶ発酵・熟成を経て、本醸造のキッコーマンしょうゆを出荷します。
同工場は、敷地面積約21万平方m、建物面積約9,000平方m、総投資額4,600万USドルをかけて建設しました。生産能力は、初年度10,000klでスタートします。
米国西海岸は、大口ユーザーも多く、今後の成長が期待されている市場です。
当社は、このカリフォルニアプラントの完成によって、物流の効率化やスピードアップで、更なるサービスの向上に努め、需要増に対応してまいります。
キッコーマンの海外生産拠点は、新たにカリフォルニアプラントが加わることで、米国ウィスコンシン州、シンガポール、台湾、オランダと、4ヵ国、5工場体制となりました。これらの製造能力の合計は、年産130,000kl。日本国内の製造量と比較しても、キッコーマンに次ぐ規模となります。記
【KFIカリフォルニアプラント概要】
・KIKKOMAN FOODS,INC.CALIFORNIA PLANT
| 所在地 |
米国カリフォルニア州フォルサム市 |
| 生産能力 |
年産10,000kl(初年度) |
| 敷地面積 |
約21万平方m |
| 建物面積 |
約9,000平方m |
| 総投資額 |
4,600万USドル |
| 主要製造品目 |
キッコーマンしょうゆ、しょうゆベース調味料 |
以上 |
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<参考>
キッコーマンの海外生産拠点
・KIKKOMAN FOODS,INC.WISCONSIN PLANT |
| 所在地 |
米国ウィスコンシン州ウォルワース |
| 設立 |
1972年 |
| 資本金 |
600万USドル |
| 生産能力 |
80,000kl |
| 主要製造品目 |
キッコーマンしょうゆ、テリヤキソース、その他しょうゆベース調味料 |
・KIKKOMAN(S)PTE.LTD. |
| 所在地 |
シンガポール |
| 設立 |
1983年 |
| 資本金 |
750万シンガポールドル |
| 生産能力 |
10,000kl |
| 主要製造品目 |
キッコーマンしょうゆ、テリヤキソース、その他しょうゆベース調味料 |
・KIKKOMAN FOODS,EUROPE B.V. |
| 所在地 |
オランダ王国フローニンゲン州ホーヘザンド・サッペメア市 |
| 設立 |
1996年 |
| 資本金 |
2,800万ギルダー |
| 生産能力 |
4,000kl |
| 製造品目 |
キッコーマンしょうゆ、テリヤキソース |
・統萬股 有限公司
(PRESIDENT KIKKOMAN INC.) |
| 所在地 |
台湾・台南県新市郷大栄村 |
| 設立 |
1990年 |
| 資本金 |
1億2千万台湾元(キッコーマン50%、統一企業50%) |
| 生産能力 |
20,000kl |
| 主要製造品目 |
キッコーマンしょうゆ、統一ブランドのしょうゆ |
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キッコーマンの海外展開
キッコーマンの海外展開は、米国を中心に広がってまいりました。
第2次世界大戦直後の1949年、しょうゆの輸出を再開し、続いて1957年、現地法人キッコーマン・インターナショナル・インコーポレーテッド(KII)をサンフランシスコに設立、米国市場の開拓に本格的に取り組みました。
初期は日本から製品を輸出していましたが、1968年には、タンクコンテナでしょうゆを輸送し、現地で詰め工程を行う方式に変更。メードインUSAの製品となり、現地密着型製造の第一歩を記しました。
また、同年、今ではすっかり日米でおなじみになった「テリヤキソース」の製造を開始。1970年には辞典ウェブスターに、「テリヤキ」が載るほどになりました。
1969年、米国最大の日本食品商社、ジャパン・フード・コーポレーション(JFC)に経営参加、続く1970年、日本の食品貿易商社、太平洋貿易の株式を取得し、輸出体制及び、米国での販売体制を整備、強化しました。
戦後の米国におけるしょうゆ市場の伸びは、米国人が自国の料理にしょうゆを使う事にささえられてきました。これは、広告宣伝活動に加え、レシピー開発やスーパーマーケットでの試食販売など、肉としょうゆの相性の良さを知っていただく当社の地道なマーケティング活動によるものと自負しております。
また長期的視野にたっての市場投資の結果、バーベキューをはじめ、さまざまな米国の食の中にしょうゆが使われるようになったのです。
1972年、伸長する米国市場に対応すべく、製造拠点としてキッコーマン・フッズ社(KFI)を設立。翌1973年には、米国で製造したしょうゆの出荷を開始しました。当時、日本企業が米国に大規模な製造拠点を設ける、という前例はなく、1972年から1973年にかけて進出した、ソニー、吉田工業、キッコーマンが、第一グループといえます。
初年度は7,000klに満たなかったしょうゆの出荷量も、順調に成長を続け、現在では約12倍となり、継続的に着実な伸びを示しています。
KFIで製造している品種も、当初はしょうゆとテリヤキソースだけでしたが、今ではライト・ソイソース(減塩しょうゆ)、スターフライ・ソース(肉・野菜いためのソース)、めんみ等、米国の食事情に対応した商品ラインとなりました。
現在、米国でのしょうゆの市場規模は約15万kl。そのうち、キッコーマンのシェアは約50%です。
本年6月、KFIは25周年を迎え、この度、第二工場カリフォルニアプラントをオープンします。まだまだ成長の可能性が大きい米国市場に、キッコーマンはこれからも挑戦し続けます。
ヨーロッパにおけるキッコーマンの展開は、1972年、ドイツのデュッセルドルフに、キッコーマン大都会ヨーロッパ社(KDE)を設立した事に始まります。
鉄板焼レストランでのしょうゆの紹介を続けながら、1979年には、しょうゆの一般市場への普及を目的に、キッコーマン・トレーディング・ヨーロッパ社(KTE)を設立。ヨーロッパにおける本格的なマーケティングに着手しました。
当初は日本から輸出していましたが、1983年には、シンガポールにキッコーマン(S)PTE.LTD.(KSP)を設立し、翌1984年から、シンガポール製のしょうゆが、ヨーロッパ市場へ供給されるようになりました。
そして1996年、オランダに、キッコーマン・フッズ・ヨーロッパ社(KFE)を設立。1997年10月より、ヨーロッパ製のしょうゆをヨーロッパ市場に送り出しています。
東南アジアへのマーケティングも着実にすすめてまいりました。KSP(前出)に続き、1990年には台湾において、地元の有力食品メーカーと合弁で、「統萬股 有限公司」を設立。同年より台湾国内向けにしょうゆの出荷を開始しました。
他の東南アジア各国、南半球のオーストラリア、ニュージーランド等へは、KSPから供給しています。
日本の味・しょうゆは、現在世界約100ヵ国に輸出され、「KIKKOMAN」は日本のナショナルブランドから、グローバルブランドに成長しつつあります。
これからも、真のグローバルブランドへ向け、努力を続けてまいります。
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