2010年8月10日

News Release No.10041

環境負荷低減を目指し、2010年9月下旬より、
「キッコーマンしょうゆ」などの1Lペットボトルを軽量化!

キッコーマン食品株式会社は、主力商品である「キッコーマンしょうゆ」などに使用している、1Lペットボトルを約12%軽量化し、2010年9月下旬より順次導入します。

キッコーマングループは「容器包装に関する指針」を2008年3月に制定し、お客様の利便性と安全性を高めると共に、容器包装の減量や再生利用などの環境負荷低減をめざしています。指針の第1項では「容器包装の減量化に努める」とし、グループ各社で商品の容器やラベル、カートン等の軽量化を進めております。

例えば、2009年に導入したしょうゆの750ml、500mlの新容器では、ペットボトルの強度を構造解析して形状に工夫を加えることにより、750mlボトルは、1Lボトルに比べて表面積比で3.5%の軽量化、新500mlボトルは従来比で約17%の軽量化を実現しました。

今回導入する新1Lペットボトルは、ボトル下部の溝の間隔や深さを変更することによって、必要な耐荷重強度を維持しながら、従来の1本あたり33gから29gへ、約12%の軽量化に成功しました。

軽量化した新1Lペットボトルは、「キッコーマンしょうゆ」「キッコーマン 特選 丸大豆しょうゆ」などのしょうゆ各商品だけでなく、芳醇本みりん、みりん風調味料、だし類、業務用商品など1Lサイズの各商品(一部商品を除く)にも順次導入してまいります。

キッコーマンは、1977年に食品業界としては初めてペットボトルをしょうゆの容器に採用するなど、容器の改良・開発に積極的に取り組んでまいりました。これからも地球環境への負荷が少なく、お客様にとって安全で使いやすい容器の開発に努めてまいります。

以上