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ドクター認定!あっぱれ食材帖

第三回

こまごま食べて、「ごま」自慢

健康ことわざ(3) 「ごま(孫)」は子よりかわいい 「まご」は確かにかわいいですが、健康のためには「ごま」も「食べちゃいたいくらい」かわいがっていただきたいもの。ごまはまさに、健康にも若返りにも「粒より」の効果を持っているのです。


不眠やストレスにも「ごま」が効果的

ごまは昔から健康に最もよい食品のひとつとされ、脂肪、たんぱく質、ビタミン、ミネラル(カルシウム)が豊富に含まれています。

ごまの栄養成分の 1/5 は、たんぱく質。なかでも、必須アミノ酸のトリプトファンとメチオニンが多く含まれています。それらは、分解されてエネルギー源になるだけでなく、鎮痛や催眠、精神安定、不眠解消、抑うつ効果もあります。

さらに、肝臓に入ってきた毒素や老廃物を取り除き、代謝を促進させ、血液中のコレステロール値を下げ、活性酸素を排除する作用も持っています。

ごまの脂肪が酸化しにくい理由

ごまの成分の 50%強は脂質ですが、その 85%はリノール酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸です。不飽和脂肪酸はコレステロールの血管壁沈着を防ぐ作用があり、飽和脂肪酸に比べても身体によい油ですが、酸化しやすいのが欠点です。ところが、ごまには抗酸化物質が多く含まれるため、ごま油はほかの不飽和脂肪酸に比べ「酸化しにくい」といわれています。ごま油の特長は、その香りだけでなく、健康への効果にもあるというわけです。

ごまに含まれる「ゴマリグナン」でアンチエイジング

ごま油が酸化しにくい理由として、「ゴマリグナン」の存在が注目されています。ゴマリグナンは、活性酸素を除去する能力がすぐれており、肝臓の機能改善効果もあることが確認されています。

ごまの抗酸化作用は、美白、美肌、白髪予防にもつながり、まさにごまは「若返り食材」ともいえます。肝臓での脂肪分解促進による体脂肪減少、血圧抑制、動脈硬化、心筋梗塞の予防も期待できます。

ごまの適量は、1日に大さじ1杯

ごまはごま油として使うのもよいのですが、そのまま食べればより有効です。ただし、ごまの皮は固く消化されにくいので、炒ってからよくすりつぶしたほうが栄養が吸収されやすいでしょう。

1日の摂取量の目安は 10~15g。ちなみに、いりごま 10g(大さじ1杯くらい)で約 60kcal(※)です。身体に良いからといって、摂り過ぎには注意しましょう。ホームクッキングのレシピを参考にされてみてはいかがでしょう。

※五訂増補食品成分表2007より


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