研究開発本部発!
食べ物が持つ健康パワー

食品の機能性について研究を行っているキッコーマン研究開発本部の農学博士が、食べ物が持つ健康パワーをおすすめ
レシピとともにわかりやすく解説します。

 

第11回「そら豆」

若いうちに収穫した未熟豆

 

 そら豆という名前は、さやが空に向かってつくことに由来しているといわれます。旬は4~6月で、出始めのものは皮が柔らかいので皮ごと食べるのがおすすめです。
 そら豆は未熟な豆を食べるので野菜の仲間に入ります。たんぱく質、糖質、ビタミンB1、B2、ポリフェノールなどをバランスよく含んだ食品です。そら豆全粒を使った実験では、そら豆にはコレステロールを低下させる効果のあることが報告されています。

ビタミンB群が豊富

 そら豆はビタミンB群が豊富で、ビタミンB1は100g中0.30mg、ビタミンB2は0.20mg含まれています。
 ビタミンB1は糖質を分解し、乳酸などの疲労物質を体に貯め込まないようはたらく成分です。ビタミンB2は動脈硬化の原因となる過酸化脂質の生成を防いで、血管の若さを保つのに役立つといわれています。

抗酸化作用のあるポリフェノールも

 また、そら豆にはポリフェノールの一種であるカテキン類やカテキンが複数結合したプロシアニジンが含まれています。これらのポリフェノールが体の中で抗酸化作用を示すことも実験で報告されています。
 そら豆は塩ゆでか、さやごと焼いて中の豆を食べることが多いのですが、いかり豆といって揚げてから塩をふるものほか、煮物や炒め物、スープなどに使っても美味です。また、辛味調味料の豆板醤の原料にも使われています。

そら豆たっぷり!おすすめレシピ

 

 そら豆とスナップえんどうでみずみずしい初夏のサラダをつくりませんか。新玉ねぎやハム、ゆで卵を加えて、おもてなしにも向く一品になりました。
 ホームクッキングでは、このほかさまざまなそら豆のレシピを紹介しています。