研究開発本部発!
食べ物が持つ健康パワー

食品の機能性について研究を行っているキッコーマン研究開発本部の農学博士が、食べ物が持つ健康パワーをおすすめ
レシピとともにわかりやすく解説します。

 

第12回「たこ」

独特の歯応えは筋繊維の弾力によるもの

 たこ類は世界で250種、日本でも50種以上が確認されています。日本で最も多く食べられているのは「真だこ」です。真だこは全長約60cm、体重2~3kgにもなり、瀬戸内海の明石沖でとれるものは「明石だこ」と呼ばれます。
 たこの一番の特徴は独特の歯応えです。これはたこの筋繊維が持っている弾力性によるものといわれています。

低カロリー、高たんぱく質、低脂質でヘルシー

 

 たこは「低カロリー」「高たんぱく質」「低脂質」のヘルシーな食べ物で、鉄、銅、亜鉛などのミネラルを多く含んでいます。また、たこはタウリンも豊富で、血圧の調節、コレステロールの排出、肝機能改善、視力の維持などの機能性が注目されています。最近の研究では、腸内環境を改善するということも報告されています。

強火でさっと加熱か、弱火でじっくり煮て柔らかに

 たこは生、またはゆでて刺身や、すし種として使うほか、酢の物、煮物、天ぷら、焼き物などに用いられます。調理の際には、火を通し過ぎるとかたくなるので、強火でさっと加熱するか、弱火でじっくりと長時間煮ると柔らかくなります。これは、弱火で長時間煮ることにより、筋繊維が部分的に切れることによるものと考えられています。

たこのおすすめレシピ

 

 旬のたことなすに、香りのいいみょうがや青じそを加えたさわやかなパスタです。刺身用のゆでだこを使うのでとても簡単。パスタをゆでている間にソースができあがります。ホームクッキングでは、このほかさまざまなたこのレシピを紹介しています。