研究開発本部発!
食べ物が持つ健康パワー

食品の機能性について研究を行っているキッコーマン研究開発本部の農学博士が、食べ物が持つ健康パワーをおすすめ
レシピとともにわかりやすく解説します。

 

第14回「ゴーヤ」

8割が沖縄と九州で栽培

 ゴーヤは沖縄県の伝統的な農産物で、大きさによって短果種(20~25cm)、中長種(25~30cm)、大長種(30~40cm)に分けられます。ゴーヤの主な生産地は沖縄と九州で、生産量の8割以上にもなります。

苦み成分に血糖値を下げる効果が

 ゴーヤには独特の苦みがあります。この苦みの主成分はモモルデシン、チャランチンなどのククルビタシン類です。ゴーヤには血糖値を下げる効果があると言われていますが、その効果はゴーヤの苦味成分ククルビタシン類などが関係しているそうです。ククルビタシン類にはがん細胞の成育を抑制する性質があり、膵臓(すいぞう)がんに対する効果が認められたという実験結果も報告されています。

ゴーヤのパワーで夏を乗り切る

 

 ゴーヤを使った料理としては、ゴーヤチャンプルーが人気です。そのほか、おひたし、酢の物、漬け物、揚げ物などにしても、おいしく食べられます。最近ゴーヤを、省エネ目的のグリーンのカーテンとして栽培する家庭も増えてきました。ゴーヤは“夏バテに効く野菜”ともいわれます。ゴーヤを食べて、厳しい夏を乗り切りましょう。

ゴーヤのおすすめレシピ

 

 粒マスタードが隠し味の豚バラ肉でゴーヤを巻き焼き。ほろ苦いゴーヤと脂ののった豚肉の相性はぴったりです。ホームクッキングでは、このほかさまざまな、ゴーヤのレシピを紹介しています。