研究開発本部発!
食べ物が持つ健康パワー

食品の機能性について研究を行っているキッコーマン研究開発本部の農学博士が、食べ物が持つ健康パワーをおすすめ
レシピとともにわかりやすく解説します。

 

第16回「さつまいも」

中南米原産、日本へは鹿児島から伝わる

 さつまいもは中南米原産で、17世紀前半に中国から琉球(現在の沖縄県)を経て薩摩(現在の鹿児島県)に伝わりました。このことから「薩摩芋(さつまいも)」の名が生まれたといわれています。さつまいもは「甘藷(かんしょ)」とも呼ばれますが、これは中国での名称と同じです。
 鹿児島は現在もさつまいもの名産地で、全国の収穫量(平成22年産)863,600tのうち、約4割の347,500tを占めています。

アントシアニンに注目した品種も登場

 

 さつまいもは焼酎の原料(芋焼酎)としてよく利用されていますが、でんぷんが豊富なので、春雨や水飴にも利用されています。また、さつまいもはビタミンCや食物繊維も豊富です。近年では、アントシアニンやカロテンを多く含んだ品種も開発されています。紫いもはアントシアニンが特に多い品種で、抗酸化作用、肝機能改善効果、血圧上昇抑制効果などが報告されています。

葉や茎も食用に

 食材としてのさつまいもはおもに「いも」の部分が利用されますが、葉や茎も食用になります。葉や茎は炒め物や佃煮、かき揚げなどにすると、おいしく食べられます。

さつまいものおすすめレシピ

 

 さつまいもを中華風の炒め物に。さつまいものほっこりとした食感や自然な甘味が淡白な鶏肉とマッチしています。ホームクッキングでは、このほかさまざまな、さつまいものレシピを紹介しています。