研究開発本部発!
食べ物が持つ健康パワー

食品の機能性について研究を行っているキッコーマン研究開発本部の農学博士が、食べ物が持つ健康パワーをおすすめ
レシピとともにわかりやすく解説します。

 

第17回「白菜」

中国生まれ、日本へは明治時代に伝わる

 

 白菜はかぶ、キャベツ、からし菜などと同じ、アブラナ科の植物です。白菜の原産地は中国です。古くから華北で栽培されていたかぶの一種が南に移り、華中のチンゲン菜の一種と交雑して白菜となりました。
 日本へは明治時代に政府が導入し、日清・日露戦争の時に、現地で白菜食に慣れた人たちが帰国して、その普及が促進されたといわれています。
 平成23年産野菜生産出荷統計によると、出荷量は全国で707,600t。主な生産地は茨城県(219,000t)、長野県(183,500t)、北海道(27,800t)です。

がん予防効果も期待

 白菜にはイソチオシアネートと呼ばれる成分が含まれています。イソチオシアネートは、肝臓や腸管などの臓器に解毒酵素を誘導し、がんの発症リスクを低減させるといわれています。日本の国立がん研究センターによる疫学調査では、白菜などをたくさん食べるグループは胃がんのリスクが若干低下すると報告されています。

煮物、炒め物、生でもおいしい

 白菜は葉を食べる野菜です。日本では煮物、炒め物、鍋料理など加熱して食べることが多いのですが、サラダや浅漬け、キムチなどの漬物にして生で食べることもあります。

「白菜!」おすすめレシピ

 

 材料は白菜とさばの缶詰だけ。15分でできるスピードレシピです。さばのうまみがしみた白菜がおいしい、ご飯に合う一品です。ホームクッキングでは、このほかさまざまな、白菜のレシピを紹介しています。