研究開発本部発!
食べ物が持つ健康パワー

食品の機能性について研究を行っているキッコーマン研究開発本部の農学博士が、食べ物が持つ健康パワーをおすすめ
レシピとともにわかりやすく解説します。

 

第33回「もやし」

「萌やし」が語源

 もやしとは植物名ではなく、萌やし(発芽させる)という意味で、穀類や豆類などの種子を水にひたし、暗い所で発芽、成長させたものです。
 店頭でよく見かけるのは緑豆やブラックマッペ、大豆のもやしです。それぞれ特徴があり、料理や地域によって使い分けされています。なかでも緑豆もやしは、国内で消費されるもやしの約9割を占め、炒め物、鍋、ラーメンなどに幅広く使われています。

ビタミンC、B2を含む

 この20年間でもやしの生産、消費量は大きく増えて、葉野菜の代表格であるほうれん草を超えるほどになりました。
 もやしは工場で生産されるので、天候に左右されず安定的に生産できます。天候不順によって他の野菜の供給量が減ってしまう時には、野菜不足を補うためにもやしの生産、消費量が増えるそうです。
 もやしは発芽させることによって、種子にはなかったビタミンCが生成されます。さらに、肥満や動脈硬化の予防に効果のあるといわれているビタミンB2も、種子の時より増加します。
 また、発芽の過程で、食物繊維やたんぱく質が分解されて吸収されやすい形に変わります。カルシウム、鉄分も多く含まれます。

大豆もやしは骨を元気に

 

「大豆もやし」は 大豆を発芽させたものなので、大豆の持つ「大豆サポニン」、「大豆イソフラボン」、「大豆たんぱく質」などの機能性成分を豊富に含んでいます。最近では、消費者庁の機能性表示食品制度に大豆イソフラボンを機能性関与成分とした大豆もやしが申請され、「骨の健康」に関係した表示が認められたものもあります。
 もっと手軽に、そしておいしくもやしを家庭で食べてみませんか。キッコーマンうちのごはんおそうざいの素シリーズでは、もやしを使ったメニューをご用意しています。家庭で簡単に調理できますので、ぜひお試しください。

「もやし」のおすすめレシピ

 

豚ひき肉をさっと炒め、みそ、しょうゆ、みりんで味つけし、ゆでた大豆もやしにたっぷりとかけるだけ。大豆もやしならではの歯応え、うまみがたっぷりです。