年の瀬にシンプルな贅沢を
年越し蕎麦

さっくりと揚がった海老天、
豊かな蕎麦の風味としょうゆの旨みを味わう自家製のつゆ。
蕎麦をすすりながら去る年を思い返すひとときは、
暮れの一番の贅沢ではないでしょうか。
【材料】
2人分
- 蕎麦 2人分
- 海老 4尾
- 小麦粉 300g
- 全卵 1個
- 冷水 500ml
- 片栗粉 10g
◎つゆ
- 水 1500ml
- 昆布 30g
- 鰹節 30g
- こいくちしょうゆ※ 100ml
- みりん 80ml
- 柚子の皮 適宜
- 三つ葉 適宜
※「火入れ醤油 亀甲萬」がおすすめです。
【作り方】
海老の天ぷら
- 尾の1関節を残し、頭と殻、背ワタを取り除く。
- 尾に切り込みを入れ、箸などでしごいて水分や汚れを取り除く。
- 腹側に3~4か所切れ込みをいれ、親指と人差し指でおさえプチっと感触があるまで押さえる。
- 氷煎をしたボウルに冷水と全卵を入れ、泡立たないようにホイッパーでよく混ぜる。ふるった粉類を入れ、練らないように押すように混ぜる。
※混ぜすぎるとカリっと上がらないので注意 - たっぷりの油を180℃に熱す。
※ごま油を少し入れると風味が良くなる。 - 冷蔵庫から出した海老に小麦粉を薄くつける、衣をつけ油に落とす。
※一度に沢山揚げすぎない - 海老から出る泡が大きめの泡に変わったら上げる。
つゆ
- 水に昆布を入れ、ゆっくり火を入れる。沸騰しないように約10分火にかける。
※60℃程度がよい - 昆布を引き上げ、沸騰させる。沸騰したら火を止め、鰹節をいれる。入れたあとはさわらず自然に沈むのを待つ。
- キッチンペーパーなどで漉す。
- 上記出汁から1リットル取り出し、しょうゆとみりんを加える。
- 召し上がる前につゆをあたためる。
蕎麦
- 使用する蕎麦の茹で方に準じる。
- 器によそった蕎麦につゆを注ぎ、天ぷらを乗せたら、最後にお好みで、細かく切った柚子の皮と三つ葉を散らす。
イラスト / マメイケダ