醤油百珍 三十七番

涼風に揺れる宵の酒に

戻り鰹の柿の種衣から揚げ

旬の戻り鰹に二段熟成の旨みをしっかりと染み込ませ、
砕いた柿の種をまとわせて香ばしく揚げました。
ザクザクとした歯ごたえと脂の旨みが重なり合い、後を引くおいしさ。
秋あがりの酒を嗜みながら、じっくり味わいたい酒肴です。

【材料】

3人分

  • かつお 200g
  • せんべい(柿の種) 60g
  • 薄力粉 大さじ2
  • 揚げ油 適量
  • レモン(くし切り) 1/4個分
  • 青じそ 1枚

◎下味調味料

  • しょうが 10g
  • みりん※ 大さじ1
  • こいくちしょうゆ※ 大さじ1と1/2
  • 料理酒 大さじ1/2

◎バッター液

  • 大さじ2
  • 薄力粉 大さじ2

※こいくちしょうゆは「生醤油 二段熟成」、みりんは「万上 流山白味淋」がおすすめです。

【作り方】

  1. かつおは2cm厚さに切る。
  2. 下味調味料のしょうがをすりおろし、柿の種を細かく砕く。
  3. ①のかつおを下味調味料につけ、30分ほど置く。
  4. ビニール袋に薄力粉を入れ、③を入れてふる。
  5. 薄力粉が全体についたらバッター液にくぐらせ、柿の種をつける。
  6. ⑤を油で揚げ、皿にのせる。青じそとレモンのくし切りを添える。

イラスト / マメイケダ