醤油百珍 三十八番

豊漁の知らせが届く

秋刀魚の炊き込みごはん 肝醤油入り

秋の海から届く、豊漁のお知らせ。
肝を溶いた火入れしょうゆに身をくぐらせ、
香ばしく焼いた秋刀魚を丸ごとごはんと炊き上げました。
茗荷とねぎの香りがふわりと広がり、
ほろ苦さと旨みが調和するひと口。
家族や友人と囲みたい、季節のごちそうです。

【材料】

3人分

  • 秋刀魚 2本
  • 2合
  • しょうが 10g
  • 青ねぎ 10g
  • みょうが 1本
  • こいくちしょうゆ※ 大さじ1
  • 料理酒 大さじ1/2

◎たれ

  • みりん※ 大さじ1と1/2
  • 1.25g
  • 料理酒 大さじ1
  • だし汁 350ml
  • こいくちしょうゆ※ 大さじ1と1/2

※こいくちしょうゆは「火入れ醤油 亀甲萬」、みりんは「万上 流山白味淋」がおすすめです。

【作り方】

  1. 米をとぎ、ざるにあげる。
  2. 秋刀魚は洗い、半分に切って肝を取り出し、表面に切り目を入れる。
  3. 肝としょうゆ、酒を混ぜ、②のさんまを10分漬けてグリルで焼く。
  4. しょうがは皮をむき、せん切りにする。みょうが、青ねぎは小口切りにする。
  5. 土鍋に①を入れ、上にたれを入れる。④のしょうがを入れて③をのせてふたをし、強火で沸騰するまで加熱する。
  6. 沸騰したら弱火にし、10分ほど加熱する。ご飯が炊き上がったらそのまま10分蒸らす。
  7. ふたを開けて秋刀魚を取り出して中骨をはずし、身をほぐして青ねぎとみょうがを混ぜる。

イラスト / マメイケダ