CEOメッセージ

代表取締役会長CEO 堀切功章

株主・投資家の皆様には、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

経営理念

2020年度の業績について

 キッコーマングループの当期の連結業績は、国内においては、しょうゆ、食品、飲料、酒類ともに売上は前期を下回り、減収となりました。利益面では、販売費の減少や原材料等の下落の影響により、増益となりました。海外においては、食料品製造・販売事業が好調に推移し、食料品卸売事業は、売上は前期を下回ったものの、全体として増収増益となりました。
 この結果、売上収益は前期に比べ215百万円減収の439,411百万円(前期比100.0%)、事業利益は前期に比べ4,609百万円増益の42,650百万円(前期比112.1%)、営業利益は前期に比べ6,768百万円増益の41,672百万円(前期比119.4%)、親会社の所有者に帰属する当期利益は、前期に比べ4,332百万円増益の31,159百万円(前期比116.1%)となりました。

今後の見通しについて

 グループの重点課題は「ニューノーマルへの対応」、「収益力強化と成長の継続」及び「リスク管理の徹底」の3つを定めております。
 海外については、しょうゆ部門は主要市場の深耕と新規市場の開拓を進め、さらなる成長を果たしてまいります。
 北米では、高付加価値商品の拡大とともに、しょうゆ未使用者及びライトユーザーの開拓を進めることによって、安定的な成長を果たしてまいります。
 欧州では、重点市場でのブランド認知度向上や、新規市場を開拓することで、今後も2桁成長を果たしてまいります。
 アジアでは、国や地域に合ったマーケティング施策を展開し、より一層の浸透と拡売により2桁成長の軌道に乗せてまいります。
 東洋食品卸事業では、日本食市場の拡大が続く中、グループの強みである拠点ネットワークを整備・拡張し、質の高い商品・サービスを提供することによって、さらなる成長の継続をめざしてまいります。
 海外デルモンテ事業では、トマト調味料の拡売を中心に、高い成長をめざしてまいります。
 国内については、しょうゆでは、「いつでも新鮮」シリーズを中心に、さらなる高付加価値化を進めてまいります。また、つゆ類、たれ類、「うちのごはん」等のしょうゆ関連調味料の成長と収益力強化をめざしてまいります。
 デルモンテ調味料・飲料については、商品開発、販売促進を強化し、市場におけるデルモンテブランドの存在価値を高めてまいります。また、豆乳においては、生産体制の強化と需要拡大のマーケティング活動を通じて、市場においてさらに強固なポジションを確立してまいります。
 財務上では、営業キャッシュ・フローを活用し、成長分野を中心とする設備投資や株主還元を行うとともに、新規事業投資の機会を探ってまいります。
 また、利益率の改善を第一に、資産効率、資本効率をあげることで、ROE向上に取り組んでまいります。

 
 株主・投資家の皆様におかれましては、なにとぞ一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。