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かじか汁 |
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魚の味噌汁だが、かじかは頭がおいしいので、汁を楽しむ味噌汁である。頭や肝からおいしいうまみがたっぷりと出て冬には格別の味である。 |
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北海道釧路市浜町3-12
「釧路市漁協・婦人部」 |
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=40cmくらいの鍋= |
かじか |
30cm位1本 |
大根 |
中半分 |
にんじん |
中3本 |
じゃがいも
(メイクイーン) |
中5個 |
ねぎ |
1本 |
昆布だし |
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白味噌 |
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1. |
じゃがいもは、皮を剥き、他の野菜も乱切りにしておく。 |
2. |
かじかは、卸して内臓を取り、頭、はらす部分を取り分けておく。 |
3. |
鍋に昆布だしをとり、野菜を入れて煮る。 |
4. |
煮立ったら、頭とはらすを加えて、一煮たちさせ味噌を加えて味を調え出来上がり。 |
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南 政子・小野塚 信子・
成田 清子 |
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釧路は昔から栄えた漁業の町。年間水揚げ高も常に上位にくい込んでいると言うが、冬は特に新鮮な魚介類が獲れ、美味しくなる季節でもある。鮭、たらなどは、その横綱であるが、一段と寒さの厳しい氷点下になると地味な存在だが知る人ぞ知るグロテスクな魚がある。俗に「ナベコワシ」と言われるかさご目かじか科のかじかである。俗名のように味噌汁や鍋にすると抜群に美味しく旬は11月〜1月くらいである。いそかじか、まかじかなどが有名であんこうを小さくしたような魚だが、顔はかわいらしい表情をしている。かじか目の中にはかさご、めばる、おこぜなどがいて、いずれもおいしい魚である。
本州で言うかじかとは全く違うものである。
特にかじかは、頭や肝が美味しく、海のフォアグラとも言われ、白身は嫁に食べさせ、姑は頭ばかり食べるので、優しい姑と思い込んでた嫁、と言う話があるくらいだ。釣りでは、餌にいかの内臓(ゴロ)を使うそうで、いかとかじかは、つながりがある食べ物かもしれない。 |
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