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キッコーマン、筑波大学臨床医学系皮膚科との共同研究で
ブドウ種子ポリフェノールに、顔のしみを薄くする効果を発見!
7月26日開催の日本光医学・光生物学会で発表

2002年7月 News Release No.02024

 キッコーマン株式会社は、筑波大学(臨床医学系皮膚科:大塚藤男教授)との共同研 究で、赤ワインやブドウ種子に含まれるポリフェノールの主成分「プロアントシアニジ ン」が、経口摂取で女性特有のしみ(肝斑)を改善し薄くする効果のあることを臨床試験 で明らかにしました。7月26日から浜松市で開催される日本光医学・光生物学会で発表 します。

 従来から、ビタミンCやEの抗酸化物質の摂取がしみを改善するということは知られて いましたが、これらの効果は充分とはいえませんでした。今回、強い抗酸化力を持つ「プ ロアントシアニジン」の経口摂取が、明確にしみの改善効果を示すことを確認しました。

 臨床試験で、肝斑のある女性12名に、毎日ブドウ種子ポリフェノールを0.2gずつ6 ヶ月間摂取させたところ、3ヶ月目から顔のしみが薄くなり、6ヶ月目で明確な改善効果 が確認されました。このメカニズムについて解析をおこなったところ、このポリフェノー ルにはしみの原因となるメラニン色素の生成に関係する酵素チロシナーゼの活性を阻害し、 メラニン色素の生成を防ぐ作用があることを確認しました。
 さらに、紫外線照射で皮膚に色素沈着を生じさせたモルモットにこのポリフェノールを 経口投与したところ、紫外線で生じた活性酸素による皮膚のDNA酸化障害を減らし、メ ラニン細胞の過剰な増殖が抑えられました。一方、ビタミンCにはこの効果は見られませ んでした。
 これらのことから、「プロアントシアニジン」のしみ改善効果は、過剰なメラニン色素 の生成とメラニン細胞の増殖を抑える2つの効果によるものと考えられました。

 これまで、ブドウ種子ポリフェノールには動物試験によって、動脈硬化症や大腸癌など の生活習慣病の予防効果があることが確認されています。今回の新たな発見により、赤ワ インやブドウ種子に含まれるポリフェノールの主成分「プロアントシアニジン」は、美白 成分として肌の美容にも良いことがわかりました。今後の美容分野(食品素材)への展開 が期待されます。

以上



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