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キッコーマン、未病医学研究センターとの共同研究で、
トマト抽出物に、花粉症の症状を緩和する効果を発見!
12月1日開催の日本東方医学会で発表!

2002年11月 News Release No.02040


 キッコーマン株式会社は、未病医学研究センター(東京都世田谷区、代表:劉影医学博士)との共同研究により、トマトの果皮から得られるトマト抽出物が、花粉症の症状を緩和する効果のあることを臨床試験で確認しました。
 この臨床試験の内容は、12月1日に、第20回日本東方医学会(東京都千代田区・科学技術館サイエンスホール、厚生労働省・日本医師会後援)で発表する予定です。

 キッコーマン株式会社は、グループ会社である日本デルモンテ株式会社と3年前からトマトに含まれる機能性成分の研究を始め、トマトの果皮に強い抗アレルギー活性があること、その主要な有効成分がトマト特有のポリフェノールである「ナリンゲニンカルコン」であることを突き止めました(2002年10月26日日本薬学会関東支部大会発表)。

(注: ナリンゲニンカルコンは、どのトマトにも含まれているわけではなく、一般的にトマトジュース、トマトケチャップ等に使われている品種に多く含まれていますが、市販の生食用のトマトには通常ほとんど含まれておりません。また、果皮が除かれるため、トマトジュース、トマトケチャップ等には通常ほとんど含まれておりません。)

 今回、このトマト抽出物がアレルギーのモデル動物試験において抗アレルギー活性を有することを確認し、さらに、臨床試験においても、日本の代表的なアレルギーであるスギ花粉症で改善効果を示すことを明らかにしました。

 臨床試験では、スギ花粉症にかかったことのある東京在住の男女11名に、花粉の飛散が開始する2月2週目から毎日トマト抽出物を360mgずつ1ヶ月間摂取してもらいました。
 その結果、徐々に効果が現れ、花粉飛散がピークになった3月上旬には、「くしゃみ」「鼻水」「鼻詰まり」「目の痒み」など多くの項目で明らかな改善効果が見られました。一方、この試験の服用期間において肝機能の異常や、眠気や喉の渇きなどを示す人は一人もおらず、安全性も確認できました。花粉症の症状(くしゃみなど)は花粉が体に入った時にアレルギー反応によって出てくるヒスタミンが強く関係しています。トマト抽出物に含まれる「ナリンゲニンカルコン」には、このヒスタミンが出るのを抑える働きがあるため、この作用によって症状が緩和されたものと考えています。

 これまで、トマトにはいろいろな生理作用のあることが確認されております。今回の発見により、トマトの果皮に含まれるポリフェノール「ナリンゲニンカルコン」が、抗アレルギー成分として花粉症の症状緩和にも効果があることがわかりました。今後の健康食品分野などへの展開が期待されます。



以上



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