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キッコーマン、ヨーロッパ工場10周年
オランダのフードバレーに研究所開設!

2007年10月

  キッコーマン・フーズ・ヨーロッパ社(略称KFE、本社:オランダ王国ホーヘザンド・サッペメア市、社長:神戸千幸)は、本年10月、ヨーロッパ市場へのしょうゆの供給を開始して10周年を迎えました。1997年10月にスタートしたヨーロッパ工場の生産能力は、市場拡大に伴い増設を続け、2008年3月末にはオープン当初の3倍近い規模に達する予定です。

 ヨーロッパにおける当社の出荷量は、イギリス、ドイツ、北欧など西ヨーロッパ諸国に加え、中東欧やロシアへの出荷が急速な伸張を示しており、ヨーロッパ工場オープン以来、2006年までの 10年間で、年間平均成長率は10%以上と、“伸び盛り”の時期を迎えております。さらに、これからの10年間も、毎年10%以上の成長を見込んでおります。

 現在、ヨーロッパ市場では、主にしょうゆを中心にマーケティング展開しており、今後、しょうゆフレーバーが十分に浸透した市場(イギリス、北欧など)では、米国で成功事例のある、テリヤキソースなどのしょうゆベースの調味料を順次展開してまいります。
 このように、既存市場の深耕と新規市場の開拓との相乗効果により、ヨーロッパにおけるさらなる出荷拡大につなげてまいります。

 

●ラボラトリー開設
 順調に成長しているヨーロッパ市場での今後のさらなる成長を目指して、ヨーロッパ市場のニーズにより即した商品を開発するために、10月8日、オランダ東部のワーヘニンゲン(Wageningen)市に、KIKKOMAN EUROPE R&D LABORATORY B.V.(キッコーマン・ヨーロッパR&Dラボラトリー)を開設いたします。本研究所は、2005年のシンガポールに続き、キッコーマン・グループの2つ目の海外研究拠点です。

 ワーヘニンゲン市周辺は、フードバレー(Food Valley)と呼ばれる、ヨーロッパでも有数の、食と健康に関する知識と情報の集積地として知られており、ワーヘニンゲン大学およびその研究所が中心的役割を担っています。キッコーマン・ヨーロッパR&Dラボラトリーは、ワーヘニンゲン大学を含むフードバレー内の研究機関を有効利用するために、同大学の関連施設内に開設いたします。

 キッコーマン・ヨーロッパR&Dラボラトリーでは、フードバレーの研究資源を活用しながら、キッコーマンの独自技術に基づいた、ヨーロッパ市場向けの新商品の開発を行ってまいります。また、この研究所から生まれた成果を積極的に活用して、世界各国の皆様のより豊かな食生活に貢献できるよう努力してまいります。

 

●ヨーロッパにおけるキッコーマンの社会活動=レンブラントハウス美術館への
  寄付継続

 キッコーマンは、ヨーロッパ工場竣工以来、フローニンゲン州ザウドラーダー湖の環境保全と水質改善を目的とした水資源保全プロジェクト「ヴォルフスバーヘ・プロジェクト」(※1)や、ナショナル・グリーンファンド(※2)、レンブラントハウス美術館の改修増設計画(※3)など、オランダの環境・芸術分野への寄付を行ってまいりました。
  また、日蘭の相互理解の一助となることを願い、ヨーロッパ工場5周年を機に、フローニンゲン大学の日本研究センター(Center for Japanese Studies)への寄付を行っております。
  このたび、ヨーロッパ工場10周年にあたり、引き続き2017年までの10年間にわたり、レンブラントハウス美術館への寄付を継続することを決定いたしました。これらの活動は、企業活動のみならず、地元への社会貢献を通じ、良き「企業市民」として活動を続けていきたいとの考えによるものです。

 

<キッコーマン・ヨーロッパR&Dラボラトリー概要>

1.研究所名 :KIKKOMAN EUROPE R&D LABORATORY B.V.
 (キッコーマン・ヨーロッパR&Dラボラトリー)

2.所在地 :Nieuwe Kanaal 7, 6709 PA Wageningen, the Netherlands

3.資本金 :300,000ユーロ (約4,800万円) ※1ユーロ=160円

4.出 資 :キッコーマン株式会社 100%

5.開設時期 :2007年10月8日

 

※1:水資源保全プロジェクト「ヴォルフスバーヘ・プロジェクト」への寄付について
 オランダのフローニンゲン州にあるザウドラーダー湖は、地域の貴重な水源でありながら、近年、水質の汚染が深刻化し、魚、小動物、野鳥の生息数が減少しています。この湖の水を工場用水として使用しているKFEは、2000年、地元自治体とNGO団体が推進している水資源保全プロジェクト「ヴォルフスバーヘ・プロジェクト」に、メインスポンサーとして参加しました。
  このプロジェクトは、風車の力で同湖の水を汲み上げて自然の湿地帯をつくり出し、そこで育まれる水生生物や微生物の働きによって浄化された水を再び湖に戻すというものです。自然の力で水質改善を図る試みとして、注目を集めています。この資金で導入された湖水汲み上げ用の風車は「Molen Kikkoman(キッコーマン風車)」と名付けられております。なお、このプロジェクトは日蘭友好400年記念事業の一環でもあり、オランダ王室皇太子殿下が理事長に就任されておられます。

※2:ナショナル・グリーンファンドへの寄付について
 2002年、KFEは創立5周年を記念した地域貢献活動として、オランダの緑化基金(Het Nationaal Groenfonds)を応援しました。
 KFEからの寄付は、工場の南西、約60kmに位置するハイケルフェルド(Het Hijkerveld)自然公園に役立てられ、広々とした公園内に30,000本の若い苗木が植えられました。この自然公園では他にも、オランダ伝統の畜産方法である牧羊犬をパートナーとした羊の飼育や、郷土資料館などが公開されています。なお、このプロジェクトにはオランダ王室Van Vollenhoven(ファン・フォーレンホーヘン)殿下が理事長として参加されています。

※3:レンブラントハウス美術館の改修増設計画への寄付について
  レンブラントハウス美術館は、オランダが生んだ巨匠レンブラント・フォン・ラインが、1639年から1658年まで約20年間居住した家を改造し、1911年にオープンした美術館です。レンブラントが描いたエッチング(版画技法のひとつ)290点のうち260点が集められております。
  1997年、KFEグランド・オープニングの記念事業として、オランダの歴史・文化への敬意を表するため、同ハウス本館の内装修復工事と別館の新築のために30万ギルダー(当時約1,800万円)を寄付いたしました。新館は1998年4月に完成し、9月に除幕式が行われました。新館にはキッコーマンの社名を冠した展示室「Kikkoman Zaal(キッコーマン・ルーム)」が設けられ、現在は特設展の会場として活用されております。

以上



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