キッコーマン、水セキュリティに対する取り組みにより
CDP「Aリスト」に選定される

2020年12月08日

キッコーマンは、水セキュリティに対する取り組みとその情報開示により、国際NGOのCDP(※)で最高評価である「Aリスト」に選定されました。「Aリスト」認定は、本年2月に続き、2回目となります。

CDP「Aリスト」

当社は自然との調和を大切に考え、「おいしい記憶をつくりたい。」をコーポレートスローガンに掲げています。環境活動では「おいしい記憶は豊かな自然から」を合言葉に、全社の環境保全体制を構築しています。
また、今年、2030年にむけた環境ビジョン『キッコーマングループ 長期環境ビジョン』を策定しました。そこでは、当社の主要製品は水を原材料とするため、事業は水に大きくかかわるとの認識に基づき、水環境への配慮を柱の1つと位置付けています。
グループ全体で効率的な水利用を継続的に推進するため、国内外の主要な製造拠点の水使用量・排水量を管理しているほか、用水原単位の目標値を定めています。そして、使用した排水は可能な限り浄化して返還するため、法定基準よりも厳しい排水自主基準値を設け進捗管理するなど、その自然環境に及ぼす影響を最低限に抑えるよう努力しています。

当社は、環境保全活動の公開や地域での環境保全活動などにも参加し、今後もステークホルダーとの連携を進めてまいります。また、効率的な水資源の活用と省エネルギーを同時に進めることにより、環境活動を事業活動に組み込んで運営してまいります。
さらに、当社は国際的な水関連のイニシアチブ「CEO Water Mandate」に日本企業で初めて署名し、水のスチュワードシップを推進する行動の実践に努めています。
当社は、事業活動を通じて社会課題の解決に寄与することを目指し、積極的にSDGsの達成に取り組んでまいります。

  • CDP(本部:ロンドン)は、企業や自治体に、環境問題対策に関して情報開示を求め、また、それを通じてその対策を促すことを主たる活動としている非営利組織です。

以上