キッコーマン、水セキュリティに対する取り組みにより
CDP「Aリスト」に選定される

2021年12月07日

キッコーマングループ(以下、当社)は、水セキュリティに対する取り組みとその情報開示の評価を行う国際NGOのCDP(※)より、最高評価である「Aリスト」に選定されました。「Aリスト」認定は、2020年12月に続き、3回目となります。

CDP DISCLOSURE INSIGHT ACTION A LIST 2021 WATER

当社は「おいしい記憶をつくりたい。」をコーポレートスローガンに掲げ、自然との調和を大切に考えた事業活動をすすめています。環境活動では「おいしい記憶は豊かな自然から」を合言葉に、全社の環境保全体制を構築してきました。

2030年にむけた環境ビジョン『キッコーマングループ 長期環境ビジョン』では、当社の主要製品が水を原材料としているという認識に基づき、水環境への配慮を柱の1つと位置付けています。グループ全体で効率的な水利用を継続的に推進し、国内外の主要な製造拠点の水使用量・排水量を管理しています。また、用水原単位の目標値を定めるとともに、生産活動にともなって発生する排水を可能な限り浄化して放流するために、法定基準よりも厳しい排水自主基準値を設け進捗管理するなど、自然環境に及ぼす影響を最低限に抑えるよう努力しています。

当社は、環境情報の公開や地域での環境保全活動などにも参加し、今後もステークホルダーとの連携を進めてまいります。また、効率的な水資源の活用と省エネルギーを同時に進めることなど、環境面の取り組みを事業活動に組み込んで運営してまいります。

さらに、当社は国際的な水関連のイニシアチブ「CEO Water Mandate」に日本企業で初めて署名し、水のスチュワードシップの推進に努めています。事業活動を通じて社会課題の解決に寄与し、SDGsの達成に貢献することをめざして取り組んでまいります。

  • CDP(本部:ロンドン)は、企業や自治体に、環境問題対策に関して情報開示を求め、また、それを通じてその対策を促すことを主たる活動としている非営利組織です。

以上