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ブドウ種子ポリフェノールに
動物モデル大腸ガンへの
予防効果があることを発見

今月29日開催の日本癌学会で発表

1999年9月 News Release No.99035


 キッコーマン株式会社は、ブドウ種子ポリフェノールの主成分「プロアントシアニジン」が動物モデルの大腸ガンに予防効果があることを発見しました。9月29日から広島市で開催される日本癌学会で発表します。

 ガンは化学物質や紫外線などによって、細胞が持っている遺伝子に傷(突然変異)がつくことで発生します。今回キッコーマンはブドウ種子ポリフェノールの主成分「プロアントシアニジン」に、APC(adenomatous polyposis coli)遺伝子、すなわち大腸腺腫症遺伝子の傷が原因で発生する大腸ガンを予防する効果があることを発見しました。

 従来から、ポリフェノールの一種に大腸ガンを予防する効果があることは知られていました。
 キッコーマンでは、生まれつきAPC遺伝子に傷があることで100%大腸ガンを発症するマウス(家族性大腸腺腫症モデルマウス)に着目。このマウスにブドウ種子ポリフェノールを投与したところ、投与量が多いほど大腸ガンの発生を予防できることが明らかになりました。
 この予防効果は緑茶ポリフェノールの一種であるカテキンよりも強いものです。

 すでにキッコーマンでは、赤ワインに多く含まれている「プロアントシアニジン」に動脈硬化を予防する作用があることを、ウサギを用いた実験で確認し、「赤ワインが動脈硬化を予防する」という疫学データを支持しています。
 今回の研究成果は、「プロアントシアニジン」にガンを予防する効果があることを明らかにし、これまで知られていた「2~3杯の赤ワインはガンを予防する」という疫学データを支持するものと考えています。

以上



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