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企画展示

地球五大陸をおいしさと健康でむすぶ スシロード。

日本国

都市 東京

店名 美家古寿司

[江戸前握りずしの完成]文化・文政年間といえば、日本料理が完成期を迎え大江戸グルメ時代であった。寿司もまた、味、色、形と洗練され“粋”という日本精神をつぎ込まれていくのである。生の魚は使わずに、全て下ごしらえをしたものを使うのが伝統である。

ミャンマー
連邦

都市 ヤンゴン

[熟鮓“ンガ・チン”]寿司ダネの鮮魚が手に入り難いので、握り寿司は超高級料理だ。ミャンマーの人は、鯉やエビなどをご飯に混ぜて乳酸発酵させたものを大きな葉で包み、ちまきのような形をした熟鮓(なれずし)「ンガ・チン」をよく食べる。

大韓民国

都市 ソウル

店名 キムガネ

[韓国の巻き寿司(キム・チョ・バップ)]日本の太巻きのように玉子焼き、ほうれん草、人参など、焼肉が入るときもある。しかし沢庵だけは絶対に欠かせない。沢庵は韓国人にもなぜか好まれている。この巻き寿司はレストランだけでなく屋台でも売られている。

大韓民国

都市 ソウル

店名 金寿司

[韓国の握り寿司]韓国の都市で目にする「日式」という看板は日本料理店のこと。こうした店には寿司カウンターもあって、うまい握り寿司が楽しめる。寿司と一緒にキムチも出てくるところは、なるほど「韓式」ということになる。

台湾

都市 基隆(キールン)

店名 屋台店

[握りはマグロだけ]台湾の鮪漁船の基地・基隆にあった屋台、とはいっても魚屋の一部なのだが、握り寿司のネタは鯖だけだった。この寿司は、恐らく日本の鮪漁船の乗組員が教えたのかも知れない。

台湾

都市 基隆(キールン)

店名 屋台店

[“飯”と“生魚”こそ寿司の原点]この国にも日本の寿司文化が根づいている。台湾では看板に「寿司・生魚飯」と書かれている。「生魚飯」とは、まさに握り寿司の王道ではないか。

インド

都市 ムンバイ

店名 ワサビ・バイ・モリモト

[日本で食べるのと同じ寿司]2004年、タージ・マハールホテル内に開店した最高級寿司店だ。57の客席で、寿司バーと鉄板焼きコーナーがある。客の80%は地元の裕福なインド人だという。魚は築地から直送、店名の通り山葵も本物を使っていた。

インド

都市 ムンバイ

店名 テツマ

[“ベジ寿司”と“ノン・ベジ寿司”]インドの上流階級にはベジタリアンが多い。この店の寿司のメニューには「ベジ」と「ノン・ベジ」をきちんと分けて載せていた。なるほど、この国で寿司を流行らせるには「ベジ寿司」に力を入れる必要があると思われた。

中華人民
共和国

都市 広州

店名 ジャスコ広州2号店

[テイクアウト式で人気]ここの寿司コーナーでは、パック詰ではなく、1貫ずつラップに包まれたものを自由に選ぶ方式で売られていた。鮪、サーモンの握り寿司1貫が3元(約40円)、稲荷寿司が2.5元と、開店特別セールのせいか安かった。

中華人民
共和国

都市 北京

店名 福助

[中国最初の回転寿司]1998年に開店した中国最初の回転寿司店。寿司は4人の中国人が握っている。一皿(2貫)5元の玉子焼きや稲荷鮨から、22元の鮑やウニなど5種類の皿が回っていた。加熱したものしか食べない中国人が寿司を食べる時代だ。

マレーシア

都市 クアラルンプール

店名 スシキング(すし金)

[最大の回転寿司チェーン店]マレーシア最大の回転寿司チェーン店の経営者は日本人。1996年にクアラルンプールに1号店をオープン。その後国内に19店舗を展開している。巻き寿司を作っているのはイスラム圏の女性店員。クアラルンプールのそごう百貨店には、築地の中島水産が入って、魚をおろしている隣には寿司ロボットが備えられ、寿司が簡単につくられていた。

タイ王国

都市 バンコク

店名 オイシイ

[巨大看板で圧倒]経営者は中国人で、中国料理と日本料理を出している。寿司、刺身コーナーも充実しており、一人449バーツ(約1,350円)の食べ放題なので、いつも若者で満員だ。市内に4店舗展開している。
(看板と下の人を比べて見てほしい、大きい!)

タイ王国

都市 バンコク

店名 フジスーパー

[鮮魚類が充実のスーパー]タイは、東南アジア諸国の鮮魚や寿司ダネの供給地である。1985年に日本の資本で設立された
この店には、新鮮な魚に飢えているラオス、カンボジア、インドさらには中近東などから鮮魚類の買い出しにやってくるという。

スシロード(ユーラシア大陸Ⅱ)