からだをあたためる 台湾家庭料理

講師

沼口 ゆき 先生(料理研究家)

当日つくった料理の数々
沼口ゆき先生

2018年1月24日のKCC料理講習会は、料理研究家の沼口ゆき先生をお招きし「からだをあたためる 台湾家庭料理」をテーマに実施しました。

講習会のレポート

沼口ゆき先生はカナダのバンクーバーに留学、東京やパリでも料理と製菓を学んだ後、料理研究家に師事し独立。センスあふれるお料理が人気です。台湾にも留学し台湾の家庭の味、地方の料理も習い現地の味を紹介しています。

今回は医食同源が息づく台湾の食のお話とともに、沼口先生が現地で習ったからだをあたためる料理ご紹介いただきました。簡単でいながらからだにも良い料理は、台湾の家庭料理ならではのお母さんの味でした。

講習会のレシピ

ごま油としょうがの鶏スープ <麻油鶏>

材料:4~5人分
鶏骨付きぶつ切り肉 400~500g
しょうが(皮ごと薄切り) 40~50g
ごま油(濃い口) 大さじ2~3
米焼酎(アルコール20~25度) 400ml
600ml
そうめん 適量
少々
こしょう 少々
つくり方
  1. 1鍋にごま油を熱して、弱火でしょうがを、水分が抜けるまでしっかり炒める。一度火からおろし鶏肉を加え、表面の色が変わるまで炒め、焼酎を加える。
  2. 2「1.」を中~弱火で煮てアルコールを飛ばし、(火が入らないように注意)、アクを取り、水を加えて鶏肉がやわらかくなるまで30分~40分煮る。
  3. 3そうめんは、別にゆでておき、食べる直前に加える。
  4. 4別途、小皿に塩とこしょう各少々を盛り、鶏肉につけながら食べる。

牛肉と青ねぎのさっと炒め <葱爆牛肉>

材料:3~4人分
牛こま切れ肉 150g
【A】
・キッコーマン 特選丸大豆しょうゆ
・マンジョウ 料理の清酒
・小さじ1(特選丸大豆しょうゆ)
・小さじ1と1/2(料理の清酒)
片栗粉 小さじ2/3
サラダ油 小さじ2/3
しょうが(薄切り) 4~5枚
キッコーマン 豆板醤 少々(小さじ1/4~1/3)
青ねぎ 100g(4~5cmに切り、白い部分と青い部分に分ける)
【B】
・マンジョウ 料理の清酒
・こしょう
・キッコーマン 特選丸大豆しょうゆ
・キッコーマン オイスターソース
・大さじ1(料理の清酒)
・少々(こしょう)
・小さじ2(特選丸大豆しょうゆ)
・小さじ2(オイスターソース)
サラダ油 大さじ2
ごま油 小さじ1
つくり方
  1. 1牛肉にAを加えてよくもみこみ、炒める直前に、片栗粉、サラダ油小さじ2/3の順でさっと混ぜる。
  2. 2フッ素樹脂加工のフライパンに、サラダ油大さじ2を熱し、しょうが、豆板醤、青ねぎの白い部分を強火で炒め、「1.」の牛肉を加えて箸を使って、ほぐすように炒める。
  3. 3「2.」に七分通り火が通ったら、Bを加え、青ねぎの青い部分を加え、さっと炒め合わせ、仕上げにごま油をまわしかける。

台湾風青菜

材料
小松菜(4~5cmに切る)
→または空心菜、ほうれん草、チンゲン菜など
250g(約1束)
にんにく(薄切り) 4~5枚
ごま油(またはラード) 小さじ2
キッコーマン 特選丸大豆しょうゆ 大さじ1/2
キッコーマン オイスターソース 小さじ1
1つまみ
フライドエシャロット(あれば)
→またはフライドオニオン
少々
つくり方
  1. 1ボウルに青菜以外の材料を入れる。
  2. 2青菜をゆでて、ざるにのせ、水けをきり、「1.」のボウルに入れてあえる。
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