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ごまめの歯ぎしり
関東では田作りのことをごまめという。鯷(ひしこ)の乾したもの。田植えに際して豊年を祈って祭りをしますが、その時に用いるのが田作りです。小さくても尾頭つきの魚を祝魚に用いること、正月の祝膳にこの祝魚を利用するのは、豊年を期待する意味を含んでいる。
小さいいわしを干上げた「ごまめ」は無力者である。そのごまめが、いくら口惜しがって歯ぎしりしても、どうにもならない。
これから転じて力のないものが、何事か、くやしがることをいう言葉である。
田作りも魚(うお)のうち
田作りのような小さい魚でも、魚の仲間であるということで、弱小のものでも仲間うちに入ることのたとえ。
餅腹三日
餅の腹もちのよいことを示している。「餅腹七日」ともいう。餅は大きさの割にカロリーが高いが、おいしいのでついつい食べすぎてしまうことをいましめている。
初の餅を食いたい
餅に初物というのもおかしいが、それでも人情として、初物は欲しい。
人は何でも初物を望むという意味。
一升の餅に五升の取り粉
取り粉とは餅にまぶす米の粉。一升の餅を搗くのに五升の取り粉が必要になるということ。主となるものより、それに付随する物の方に、材料や費用がかかりすぎることをいう。
餅と酢は家に似る
餅はその家の好みにより、特有の形や味ができあがるという意味。
搗いた餅より心持ち
人から餅をごちそうしてもらうことはありがたいことだが、それ以上に、ごちそうしてあげようという心づくしがありがたいという意味。
餅がゆの節供
正月十五日に、餅と小豆を入れたかゆをつくる。その一部を残しておき、十八日に食べておくと夏、毒虫にさされないといういい伝えがある。
餅は餡(あん)でかたくなる
ほかのものの影響で、物事が変わるたとえ。
一年の計は元旦にあり
1年間の計画は年の初めの元日に立てるべきである。物事にとりかかる時は、始めにしっかりとした計画をもって当たれという意味。
一富士二鷹三茄子(なすび)
夢に見ると縁起がよいとされるものの順番で、特に新年の初夢について言われる。一説には、駿河(現在の静岡県中部で、徳川家康ゆかりの地)の名物をあげたものともいわれる。
笑う角には福来(きた)る
笑い声が満ちている家には、自然と幸福が巡ってくるものである。
